大分大学医学部神経内科学講座 松原 悦朗 教授

2025年には高齢者の5人に1人がなると言われている認知症。国民の誰もがかかる可能性がある今、認知症治療の最前線ではどのような研究がなされているのか。国際的なアルツハイマー研究グループ「DIAN-Japan」のメンバーでもある大分大学の松原悦朗教授に、大学での取り組みと現状について聞いた。

大阪大学大学院医学系研究科 脳神経感覚器外科学 眼科学教室 西田 幸二 主任教授

2016年、世界で初めてiPS細胞(人工多能性幹細胞)を活用した「機能的な角膜組織の作製」に成功した大阪大学大学院眼科学教室。西田幸二主任教授は新たな角膜再生治療法の開発を目指し、「実用化を待ち望んでいる患者さんのために、今年度中に臨床研究を開始したい」と語る。

独立行政法人国立病院機構 奈良医療センター 平林 秀裕 院長

呼吸器疾患(結核等)や神経筋難病(重症心身障害、筋ジストロフィーを含む)、てんかん、機能脳神経外科、高次脳機能障害の奈良県の拠点病院として発展を遂げている奈良医療センター。「機能神経外科」をけん引してきた平林秀裕医師が、今年、特命副院長から院長に就任した。

獨協医科大学埼玉医療センター 岡田 弘 病院長

昨年11月の新病棟完成で埼玉県東部地区最大の病院となった「獨協医科大学埼玉医療センター(旧:獨協医科大学越谷病院)」。相次ぐ新部門開設、進む既存棟のリニューアル。4月、変貌する同センターのトップに就いたのは、男性不妊症治療の第一人者でもある岡田弘病院長だ。

東千葉メディカルセンター 増田 政久 センター長

就任2年目。東千葉メディカルセンターの増田政久センター長は「『救急と急性期を担う』という使命を思い出し、実践することに徹した1年だった」と振り返る。救命救急センター、災害拠点病院などの指定を受ける地域の中核病院は、このエリアの医療をどう守っていくのか。

南東北グループ 医療法人社団三成会 新百合ケ丘総合病院 笹沼 仁一 院長

民間病院として国内で初めての陽子線治療施設オープン(2008年、南東北がん陽子線治療センター・福島県)など、先端医療の導入を積極的に進めてきた南東北グループ。2012年、川崎市に開設した新百合ケ丘総合病院でも、さらなる機能強化に向けた取り組みが着々と進んでいる。