佐野厚生農業協同組合連合会 佐野厚生総合病院 村上 円人 院長
両毛医療圏で佐野市の中核病院の役割を担う佐野厚生総合病院。3年前から続く赤字経営からの脱却を託されたのは、前職で医療機関を立て直した実績をもつ村上円人院長だ。就任から1年半が経ち、少しずつ明るい兆しが見え始めているという。
両毛医療圏で佐野市の中核病院の役割を担う佐野厚生総合病院。3年前から続く赤字経営からの脱却を託されたのは、前職で医療機関を立て直した実績をもつ村上円人院長だ。就任から1年半が経ち、少しずつ明るい兆しが見え始めているという。
2015年に就任した田村遵一病院長。医療安全を軸に「新たな群大病院」の構築を目指している。患者参加型医療の推進や、国内の医学部では初となる「医療の質・安全学講座」の開設。信頼回復への歩みを支えるのは地域の期待に他ならない。
松江医療圏の高度急性期および急性期病院として、中核的な役割を果たしている松江市立病院。特にがん治療においては2017年春に「がんセンター」を開設したことで、ハードとソフトの両面で充実度が飛躍的に増している。
2001年に佐賀医科大学(現:佐賀大学医学部)に形成外科が開設されてから現在まで、同科をけん引し続けてきた。疾病への取り組みと佐賀大学医学部形成外科の特色、そして課題や展望について聞いた。
明けましておめでとうございます。健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。今年の干支は「亥(イノシシ)」です。近年、猪に田畑の作物を荒らされる被害が多く、農作物づくりを断念する人が多いことを耳にしますが、猪は「無病息災」の象徴だそうです。
11月24日、四天王寺大学(大阪府羽曳野市)で2019年4月の看護学部開設に伴う記念講演会が開かれた。京都大学の山中伸弥教授が「iPS細胞がひらく新しい医学」とのテーマで登壇。市民ら1300人が耳を傾けた。
設立から100余年、2世代3世代にわたって親しまれてきた和歌山の「日赤さん」。柱は高度救命救急と、がんを中心とした高度先進医療。放射線治療の第一人者であり、がん医療の強化に尽力してきた平岡眞寛院長に思いを聞いた。
がんの治療は、主に「手術」「化学療法」「放射線療法」の3種類に分けられる。日本での治療は従来、手術が中心だったが、近年は化学療法や放射線療法も進歩している。今後さらに需要が高まるであろう放射線治療について、熊本大学放射線治療医学分野の大屋夏生教授に話を聞いた。
「白内障の日帰り手術を受けられるように」ー。そんな思いを実現すべく1994年、藤田眼科を開設した。白内障の手術件数は年間およそ2000。2018年内には累計5万件に達する見込みだ。藤田善史院長の取り組みを振り返ることで、白内障手術の進化の過程が見えてくる。