沖縄県立中部病院 本竹 秀光 院長
新専門医制度、働き方改革、医師の偏在ー。複数の論点が交錯しながら「これからの医師像」の模索が続いている。ハワイ大学のバックアップで始まった沖縄県立中部病院の卒後臨床研修は多くのジェネラリストを輩出し、戦後以降の県の医療を支えてきた。その歴史をひもとくことで「教育のヒント」が見えてくる。
新専門医制度、働き方改革、医師の偏在ー。複数の論点が交錯しながら「これからの医師像」の模索が続いている。ハワイ大学のバックアップで始まった沖縄県立中部病院の卒後臨床研修は多くのジェネラリストを輩出し、戦後以降の県の医療を支えてきた。その歴史をひもとくことで「教育のヒント」が見えてくる。
2018年には沖縄で唯一の「肺がんセンター」、その2年前には「脳・神経・筋疾患研究センター」と、続々と開設している国立病院機構沖縄病院。沖縄の医療において、どのような役割を果たしているのか。
1955年に春日市に開院した自衛隊福岡病院。自衛隊の職域病院として自衛隊員とその家族を対象としてきたが、年余り前から民間の患者も利用可能となった。10の診療科、200の病床を持つ総合病院のトップとして組織を率いる松木泰憲病院長に、病院の強みと展望を聞いた。
整形外科医として、正確な診断と的確な治療に専心してきた医療法人正明会の諸岡正明理事長。「医者は営利を考えてはならない」との高潔な理念を貫く姿勢に、多くの患者が信頼を寄せる。診療における取り組みと、法人の中核である諸岡整形外科病院の現状について話を聞いた。
自己免疫性皮膚疾患の治療、研究に力を注いできた琉球大学の高橋健造教授。2018年度スタートの多施設共同研究「皮膚疾患画像ナショナルデータベースの構築とAI活用診療支援システムの開発」にも、15大学の一つとして参加している。
開院は1973年(当時は沖縄中央脳神経外科)。沖縄返還後の「何もない状況からスタートした」と語る大仲良一理事長は、豊富な実績と最先端の医療技術を擁する病院に育て上げた。「より地域に密着した取り組みに力を入れたい」と意気込む。
新しい年を迎え、皆さまに謹んでお慶びを申し上げます。鹿児島県看護協会は、会員1万2850人(2018年11月現在)で、県内で就業している看護職は3万2550人で、保健師915人、助産師598人、看護師2万1463人、准看護師9574人(2016年12月末現在)で、人口10万人当たりでは全国2位となっています。
病院長になって4年目になる。医学部職員を対象とした年頭の挨拶に際し、琉球大学医学部附属病院から見た初日の出をパワーポイントで紹介している。2018年の正月はスーパームーンでもあったため、日の出(元旦、2日、3日の3日間)に加えて月の写真も一緒に紹介した。
出生率日本一を続ける沖縄県。ただし、周産期医療センターを持つ医療機関は限られており、NICUは常に満床状態にあるという。重症の患者の搬送や慢性的な医師の不足にどう対処しているのか。その取り組みについて尋ねてみた。