医療法人七徳会 大井病院 中薗 紀幸 院長
鹿児島の偉人・西郷隆盛が「西郷どん」と呼ばれるように、地域住民から親しみと信頼を込めて「大井どん」と呼ばれる大井病院。中薗紀幸院長に専門の脳神経外科と地域医療について聞いた。
鹿児島の偉人・西郷隆盛が「西郷どん」と呼ばれるように、地域住民から親しみと信頼を込めて「大井どん」と呼ばれる大井病院。中薗紀幸院長に専門の脳神経外科と地域医療について聞いた。
「泌尿器がん死亡者数減少」「腎不全患者の生存率とQOL(生活の質)の向上」「高齢者に多い排尿障害や骨盤臓器脱に対する低侵襲治療の推進」。健康長寿社会の実現を目指して3点を教室の運営目標に掲げる長崎大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器科学分野。酒井英樹教授に最近のトピックを聞いた。
経営難や後継者不足を理由に減少を続け、7500カ所を切った有床診療所。地域包括ケアシステム構築が進む中、注目が集まっている。ただ、これまで医療政策からは「置き去り」にされてきた。太宰府市で有床診療所を営む鹿子生健一・全国有床診療所連絡協議会長は、行政への提言などを重ね、基盤整備を進めている。
「民間病院であっても『家業』でなく地域の『インフラ』であるべきだ」と医療法人シーエムエスの杉健三理事長は言う。杉循環器科内科病院の開院から30年。規模拡大を続けてきた理事長の視線の先にあるのは、「まちづくり」だ。
本誌ではweb版には掲載していない記事も多数ございます。 琉…
2012年、桑名市の3病院が統合してできた桑名市総合医療センター。これまでは旧3病院を東・西・南医療センターとして3カ所で診療を続けてきた。2018年4月、ついに三つを統合する新病院が開設。竹田寬理事長・統括病院長に、新病院建設までの経緯、今後の抱負について聞いた。
「高度急性期病院と在宅医をつなぎ、この地域に必要とされることが大事」と語る春日井貴雄理事長・院長。地域医療構想のもとで医療機関同士を「つなぐ」役割に特化したシステムを作り、実践する中で見えてきた課題と展望、地域における在り方とは。
2017年4月、恵那市内で唯一の分娩施設となる産婦人科が市立恵那病院に開設され、同年11月に第一号となる女児が誕生した。同市で分娩できるようになったのは10年ぶり。産科医を中心とした多職種による産科医療体制と市立恵那病院の独自の取り組みを聞いた。
三次救急を担う「救命救急センター」を有し、地域がん診療連携拠点病院でもある福山市民病院。1期4年の区切りをまもなく迎える高倉範尚・市病院事業管理者は、手術支援ロボット「ダビンチ」など先進医療機器の導入や、職員教育の強化などに取り組んできた。