公益財団法人がん研究会有明病院 佐野 武 病院長
日本初のがんを専門とする機関「癌研究会」として発足して110年。名実ともに国内のがん医療をけん引する存在だ。患者は関東圏を中心に全国から。「頼られる病院」である理由はどこにあるのか。今年7月に就任した佐野武病院長に聞いた。
日本初のがんを専門とする機関「癌研究会」として発足して110年。名実ともに国内のがん医療をけん引する存在だ。患者は関東圏を中心に全国から。「頼られる病院」である理由はどこにあるのか。今年7月に就任した佐野武病院長に聞いた。
カマチグループの「首都圏第1号」の病院。急性期病院が充実している一方で、「回復期リハビリテーション需要」に供給量が追い付いていないのが現状だ。そうした中で患者の「生活の再建」に向けて機能強化を進めている八千代リハビリテーション病院。興津貴則院長の思いとは。
立地は都心の一等地である「原宿」。急性期後の患者を受け入れ、在宅復帰を目指す回復期リハビリテーション医療を提供する。在宅復帰率は、開設以来90%前後を維持。他の医療機関や福祉施設とも連携し、地域包括ケアシステムの一翼としても期待される。
「高齢化先進県の高知から、低侵襲なこれからの外科治療のあり方を提案したい」と穴山貴嗣准教授。特に肺がんの早期診断・治療と予後改善のため、フットワーク軽く、臨床・研究に取り組む。
「平成30年7月豪雨」は各地に甚大な被害をもたらした。広島県呉市でも7月6日夜から7日未明にかけて1時間に50mmを超える大雨を観測。主要な道路、鉄道が寸断され、一時は約23万人が孤立した。森脇克行副院長が感じた「事業継続」のためのポイントは―。
兄は吉田総合病院(広島県)・住元一夫院長、弟は柳井医療センター(山口県)・住元了院長。3兄弟で院長だ。新病院の船出を祝い、兄が製作した帆船模型が贈られた(写真)。開院直前の「平成30年7月豪雨」による影響はあったが職員が団結。7月18日、予定通り患者を迎え入れた。
9月、高松市民病院と香川診療所が統合。「高松市立みんなの病院」として新たなスタートを切った。「高松市新病院基本構想」(2009年)で目指した2014年の開院はならなかったが、そのぶん時間をかけて、「地域の軸」として根付いていくための方向性を練り上げた。
創立65周年を迎えた渡辺病院。心の医療を推進し、高齢者ケアにも力を注いできた。同院を運営する社会医療法人明和会医療福祉センターの渡辺憲理事長に話を聞いた。
開院から68年を迎える山陽小野田市民病院。市が経営する公立病院で、2015年にリニューアルしている。白を基調とし、清潔感のある広々とした造りは、市民に好評だ。今年4月に就任した矢賀健病院事業管理者に話を聞いた。