大分大学医学部救急医学講座 重光 修 教授
大分と福岡の県境付近で韓国人旅行者が乗ったマイクロバスが事故を起こし8人が重症外傷を負ったことがありました。大分大学、久留米大学、佐賀大学のドクターヘリが現場に駆けつけ各大学病院に分散して搬送。全員が助かり、後日、帰国することができました。
大分と福岡の県境付近で韓国人旅行者が乗ったマイクロバスが事故を起こし8人が重症外傷を負ったことがありました。大分大学、久留米大学、佐賀大学のドクターヘリが現場に駆けつけ各大学病院に分散して搬送。全員が助かり、後日、帰国することができました。
徳島大学大学院医歯薬学研究部救急集中治療医学講座の西村匡司教授は2016年2月から「日本集中治療医学会」の理事長として「集中治療」の質の向上に力を尽くす。2年間の取り組みを振り返る。
高知県内の救急医療体制の「要」とも言える高知医療センター救命救急センター。西田武司センター長は、高齢化と過疎化が進む地域を守るため、スタッフとともに奮闘している。
「地域における災害医療」や「防災」のあり方が少しずつ変わりつつある。「平時」「有事」を切り分けるのではなく、コミュニティーの強化を基盤にして常にチームで備えておく。そんな動きが見えてきた。
「想定外の状況にどれだけ対応できるかがカギだろう」―。そう語るのは広島県の基幹災害拠点病院である県立広島病院の木矢克造院長。同院の災害医療活動を通じて感じたこと、今後の課題などを語ってもらった。
「皮膚を小さく切開することだけが最小侵襲手術ではない」と語る松山幸弘病院長。整形外科学講座の教授と病院長職と二足のわらじで多忙な日々を送る中でも、常に「何が患者のためになるのか」を第一に考えている。
愛知医科大学医学部整形外科講座の出家正隆教授は、スポーツ選手や中高年層の膝関節の悩みと長年向き合ってきた。痛みを取り、機能を蘇らせることで「楽しみを取り戻してもらいたい」と語る。
1948年に開設した屋島総合病院が、2016年11月に新築移転。同院をけん引する「関節外科センター」をはじめ多様な側面で機能強化が図られた。安藤健夫病院長は「たしかな技量が患者さんの信頼につながる」との思いを貫く。