社会医療法人平和会 吉田病院 宮野 栄三 院長
「白衣は着ません。ふとした会話の中にアンテナを張って、患者がどんな暮らしをしているのか耳を傾けます」と語る宮野栄三院長。患者が欲しているものは何か。何がいま必要なのかと模索し、たどり着いた病院の在るべき姿とは。
「白衣は着ません。ふとした会話の中にアンテナを張って、患者がどんな暮らしをしているのか耳を傾けます」と語る宮野栄三院長。患者が欲しているものは何か。何がいま必要なのかと模索し、たどり着いた病院の在るべき姿とは。
2015年に独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)滋賀病院に着任後、心臓リハビリテーション、もの忘れ外来の開設など、医療ニーズに応じた変革に積極的に取り組んできた。来見良誠院長は「すべての職種に総合力が求められる」と語る。
三井造船営業部門のひとつとして、造船職員の福利厚生のためにつくられた玉野三井病院。創立から80年、バブルのにぎわいは過ぎ去り、病院を取り巻く環境は大きく変わった。磯嶋浩二院長は、同病院が地域住民にとってのセーフティーネットとして機能するべく、日々奔走している。
5年間の成果を振り返るとともに、2023年3月までの第4次計画を策定しました。第3次中期計画は基本理念である「患者本位の医療・全人医療・高度先進医療」に基づき、目標や課題を網羅的に掲げました。今回は病院が目指す方向性をさらに絞り込み、「五つの機能強化」をテーマとしています。
「平均年齢が30代という若い病院ですが、それが強みでもあります」と言う保田昇平理事長。前身の堀口整形外科病院から数えて63年間地域の医療に貢献しながら、さらに救急医療に力を入れていくという堀口記念病院の歴史と特徴を聞いた。