産業医科大学医学部 産科婦人科学 吉野 潔 教授
福岡県北九州市に位置し、大学病院として産業医学振興や産業医養成に尽力する産業医科大学。この春に赴任した産科婦人科学の吉野潔教授に、教室の役割と高齢者の多いこのエリアで近年増加傾向にある「子宮体がん」について聞いた。
福岡県北九州市に位置し、大学病院として産業医学振興や産業医養成に尽力する産業医科大学。この春に赴任した産科婦人科学の吉野潔教授に、教室の役割と高齢者の多いこのエリアで近年増加傾向にある「子宮体がん」について聞いた。
先日発表された最新がん統計によると、2014年に新たに診断されたがん罹患数(全国合計値)で、大腸がんが男女計で1位。2017年の死亡数では同2位だった。大腸がんが増えているのか、それとも他に要因があるのか、大腸がんの治療に取り組む赤木由人主任教授に話を聞いた。
「講演会でサインを求められたのは初めてですよ」と語るのは、ゲームマスターの「D・平田」こと平田幸一病院長。ゴシックな世界観の初期研修医向け採用サイト「Dの血族」公開による反響は予想を大きく上回るものだった。思い切った戦略も印象的な獨協医科大学病院の現在、そして今後を聞いた。
ロボット支援下手術の普及に大きく貢献してきた泌尿器科領域。国立大学として初めて最新機種「ダビンチXi」を導入するなど、浜松医科大学泌尿器科でも積極的な取り組みが進んでいる。2015年に1例目を実施した同科のロボット支援下手術は、今年度300例を超える見込み。術者の育成、技術や安全性の確保において大切なことは。
ロボット支援下手術が日本で保険適用となったのは2012年。前立腺がんに認められた。昨年、手術支援ロボット「ダビンチ」が2台体制となるなど、診療体制の強化を進める和歌山県立医科大学泌尿器科学講座。よりスピード感のある進化を目指している。
がんの根治と検査・手術の低侵襲化の両立を目指し、臨床、研究、教育に取り組む鳥取大学腎泌尿器学分野。武中篤教授に、前立腺がんの手術や診断の最新事情について聞いた。
生産年齢人口、出生数ともに増加傾向にあり、JR中央線沿線を中心に町は活気づく。そんな武蔵野市で高度急性期病院の道をひた走る武蔵野赤十字病院。成長の歴史は、泉並木院長の挑戦の軌跡とも重なる。
われわれは全国から患者を集める病院ではない。だからこそ余計に、地域のニーズに応えなくては―。神奈川県済生会横浜市東部病院の三角隆彦病院長は言う。高度急性期医療を担う同院の病院長が、次に取り組もうと考えていることは地域ぐるみの人材育成と医療機関同士の連携強化だった。