精神医療の向上につながる研究を表彰 -福岡県精神保健福祉協会-
福岡県精神保健福祉協会(神庭重信会長)はこのほど、優れた研…
昭和初期には太宰治が入院し、その作品に登場する病院のモデルになったとも言われる。精神科医療の拠点として、遠方からも患者を受け入れ、歴史と伝統を基盤としつつ、高齢化や地域移行への対応など、現代社会に必要とされる精神科病院としての役割を果たす。
広島県内に甚大な被害をもたらした「平成30年7月豪雨」(6月28日〜7月8日)。草津病院は被災地域などにおける精神科医療や精神保健活動を行う専門チーム「広島DPAT」としてスタッフを現地に派遣した。その活動と見えてきた課題や問題点などを、佐藤悟朗理事長・院長に聞いた。
精神病床の長期入院患者の地域移行は進むのか。根強い偏見をどう取り払っていくか―。課題は多いが、「誰もが安心して暮らせる地域をつくっていきたい」と加藤仁理事長は語る。
精神科病院=閉鎖病棟」が”当たり前”だとされていた1963年。福井記念病院は、全開放型の精神科病院として設立された。その後、閉鎖病棟も開設したが、患者の人権を尊重した治療の流れが今日まで受け継がれ、積極的な地域移行にもつながっている。
沖縄本島の中部、紺碧の海を見下ろす高台にある琉球病院。1949年発足と、沖縄県内で最も長い歴史を持ち、本島の中北部では唯一の公的な精神科病院として期待されている役割とは。
85周年を迎えた土佐病院。長い歴史を持ちながらも4年前に建て替えられた院内はとてもきれいで、明るい雰囲気。正面入口の横には、シンボルツリーの大きなプラタナスの樹があり、患者や来訪者を優しく迎えている。