大分大学医学部神経内科学講座 松原 悦朗 教授
2025年には高齢者の5人に1人がなると言われている認知症。国民の誰もがかかる可能性がある今、認知症治療の最前線ではどのような研究がなされているのか。国際的なアルツハイマー研究グループ「DIAN-Japan」のメンバーでもある大分大学の松原悦朗教授に、大学での取り組みと現状について聞いた。
2025年には高齢者の5人に1人がなると言われている認知症。国民の誰もがかかる可能性がある今、認知症治療の最前線ではどのような研究がなされているのか。国際的なアルツハイマー研究グループ「DIAN-Japan」のメンバーでもある大分大学の松原悦朗教授に、大学での取り組みと現状について聞いた。
2016年、世界で初めてiPS細胞(人工多能性幹細胞)を活用した「機能的な角膜組織の作製」に成功した大阪大学大学院眼科学教室。西田幸二主任教授は新たな角膜再生治療法の開発を目指し、「実用化を待ち望んでいる患者さんのために、今年度中に臨床研究を開始したい」と語る。
臨床を中心に精神疾患のある患者のサポート・社会復帰支援に注力する池淵恵美主任教授。医局の特徴と、副大会長を務める「第24回SST全国経験交流ワークショップin東京」(7月28日・29日開催)について聞いた。
尿路結石、がん、男性不妊など、幅広い領域の研究、診療に取り組む名古屋市立大学大学院医学研究科の腎・泌尿器科学分野。名古屋市立大学医学部附属病院は2017年6月、前立腺がんの疑いがある人への生検法で先進医療実施施設の承認を得た。安井孝周教授は「正診率が向上しているという実感がある」と手応えを口にする。
臨床と研究を両輪として「最高の医療を目指したい」と岡田裕之教授は語る。積極的にさまざまな医療を取り込み、希少疾患からがんまで治療。他科や各地の医療機関との連携、再生医療の活用なども進めている。教室の「今」に迫った。