医療法人栄和会 泉川病院 泉川 卓也 理事長・院長
南島原市で開院30年、急性期医療と救急医療を担う医療法人栄和会泉川病院。法人としては「悩める人を癒し、苦痛を和らげ、心を慰め、そして病気の予防を」を経営理念として掲げ、福祉・在宅医療サービスまで提供する。
南島原市で開院30年、急性期医療と救急医療を担う医療法人栄和会泉川病院。法人としては「悩める人を癒し、苦痛を和らげ、心を慰め、そして病気の予防を」を経営理念として掲げ、福祉・在宅医療サービスまで提供する。
10月21日、一般社団法人医療対話連携支援プロジェクト「Heals(ヒールズ)」(永尾るみ子代表)のシンポジウム「傷ついた当事者へのケア」が大阪市内で開かれた。医療事故の関係者が苦しめられることになる「心」の課題。その支援のあり方をめぐる看護師、大学教授らの講演に63人の参加者が耳を傾けた。
7月に就任した相川竜一院長のもと「改革」が進むJCHO桜ケ丘病院。新病院の建設、開院時期はまだ定まっていないが、すでに地域の期待の高まりを感じている。「早期の実現に努めたい」と語る相川院長。その船出は、決して順風満帆ではなかったという。
与えられた病院ではなく「自分たちの病院」に―。新病院建設をミッションとして院長に就任。2018年5月の開院まで長い年月を要した。「スタートラインに立っただけ」と言う松本裕史院長。「真の完成」に向けて歩みは続く。
1993年の国立療養所東栃木病院との統合、2004年の国立病院機構への移行による独法化。こうした流れの中で宇都宮病院は低空飛行を続けていた。存続の危機がささやかれるほどの状況から一転、10年連続の黒字。「未来を見つめる組織」へと変わった。
白井聖仁会病院は、最新鋭の医療機器、設備の導入などソフト面の充実に加えて、大地震に備えて建物を免震構造にするなどハード面を整備。さらに、地域とさまざまな連携を構築し、超高齢社会でのあり方を見据える。
「区南部医療圏」(大田区、品川区)には、大学病院をはじめ急性期病院が集中している。その一翼を担う牧田総合病院を軸に、予防医療から介護サービスまで展開する仁医会。来年には新病院建設が始まり、さらなる地域貢献を目指す。
阪神・淡路大震災からの復興をテーマに再開発された街「HAT神戸」にある神戸赤十字病院。神戸市中央区をはじめとする市東部地域の急性期・救急医療を担う。今年、山下晴央新病院長が就任。災害拠点病院としての役割を含め、抱負を聞いた。