中皮腫闘病19年 大阪市内で闘病記フェス
希少がんの一つ、腹膜中皮腫の患者で、今年、闘病記「もはやこれまで」を出版した栗田英司さんが10月29日、「闘病記フェスティバル〜闘病を支える力」(会場:大阪市天王寺区)の講師として登壇、講演した。
希少がんの一つ、腹膜中皮腫の患者で、今年、闘病記「もはやこれまで」を出版した栗田英司さんが10月29日、「闘病記フェスティバル〜闘病を支える力」(会場:大阪市天王寺区)の講師として登壇、講演した。
がん患者のニーズの多様化が進む中、医療者が「チームの一員」として心がけるべきはどのようなことか。大平雅一教授は「疑問に挑み続けること」と言う。
術後の高齢の入院患者に起こりやすい「せん妄」や認知症に対する「リエゾン精神医療」の取り組みが進んでいる。医療の高度化で高齢者にも侵襲の大きな手術が行われるケースが増加したためだ。こうした例を含めて、精神科領域で求められる医療の多様化が進んでいる。
2016年、世界で初めてiPS細胞(人工多能性幹細胞)を活用した「機能的な角膜組織の作製」に成功した大阪大学大学院眼科学教室。西田幸二主任教授は新たな角膜再生治療法の開発を目指し、「実用化を待ち望んでいる患者さんのために、今年度中に臨床研究を開始したい」と語る。
大阪医科大学脳神経外科学教室の黒岩敏彦教授がセンター長を務めるがんセンターは、開設されて5年。今年度は、次世代がん治療「BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)」の拠点となる関西BNCT共同医療センターも稼働、副センター長を務めている。
大阪大学医学部形成外科の初代教授を務め、アメリカ形成外科学会名誉会員の称号を日本人として初めて授与されたスペシャリスト。この春、見識と人脈を買われ、移転を控えた中核病院の院長に就任した。新たなステージにかける思いとは。
4月、大阪急性期・総合医療センターの南館として新築した「大阪府市共同 住吉母子医療センター」がオープンした。3月末で閉院した大阪市立住吉市民病院の小児・周産期医療を継承するとともに、さらなる機能の高度化が図られている。
リスクの高い分娩や高度な医療を必要とする乳幼児の疾患―。周産期・小児医療を専門に手掛けてまもなく40年。4月には、川田博昭新病院長が誕生した。少子化が急速に進行する中、新たな病院のあり方を模索する川田病院長を訪ねた。