医療法人社団亮正会 総合高津中央病院 小林 進 院長
院長就任6年目。患者支援センターの新設、心臓血管センターの開設や地域包括ケア病棟の稼働など、超高齢社会で必要とされる医療を常に模索してきた。小林進院長に思いを聞いた。
院長就任6年目。患者支援センターの新設、心臓血管センターの開設や地域包括ケア病棟の稼働など、超高齢社会で必要とされる医療を常に模索してきた。小林進院長に思いを聞いた。
「患者さんに寄り添って、また利用したいと思われる病院になりたい」。患者を断らず、なるべく早く診察して不安を取り除く「まず診る運動」を提唱するなど組織の先頭に立って職員を鼓舞してきた。若きリーダーの改革は、始まったばかりだ。
紫香楽病院では、重症心身障がい児(者)医療において「新包括医療」を提唱している。診るのは病気そのものだけではない。本当に心地よい療養環境を提供できているか。面会に訪れた家族を温かく迎えられる雰囲気か。対象とする範囲は患者の「LIFE」。すなわち「すべて」だ。
公益財団法人 慈愛会は、2016年に、いづろ今村病院と系列の今村総合病院との診療科を再編し、連携を強化した。この再編によって病院がどのように変わってきているのか、4月に就任した黒野明日嗣院長に話を聞いた。
地域唯一の障害者病棟を持つ二日市徳洲会病院は、その対象を小児患者にも拡大。難しいと言われている小児患者の在宅移行の現状や、病院での取り組みを、今嶋達郎院長に聞いた。
7月に就任した相川竜一院長のもと「改革」が進むJCHO桜ケ丘病院。新病院の建設、開院時期はまだ定まっていないが、すでに地域の期待の高まりを感じている。「早期の実現に努めたい」と語る相川院長。その船出は、決して順風満帆ではなかったという。
在日米陸軍基地「キャンプ座間」の一部返還エリアに2016年、「座間総合病院」は開院した。同じくジャパンメディカルアライアンスグループの「海老名総合病院」(海老名市)とともに、県央医療圏の救急医療、地域医療を支える。
2009年から2015年まで赤字が続いた帯山中央病院の再建を任された黒肱敏彦院長。長年、消化器外科医として肝胆膵のがんの治療に注力してきた院長が、運営の柱に選んだのは「看取(みと)り」だった。