地域の多様性に合わせた医療体制の構築を目指す
地域の多様性に合わせた医療体制の構築を目指す
2016年4月、国内の新設の医学部としては年ぶりに1期生を迎えた東北医科薬科大学(旧:東北薬科大学)。新大学病院棟が今年1月末に竣工。臨床、教育体制の強化が進む。「東北地方の医師養成」をテーマに、近藤丘病院長の思いを聞いた。
新専門医制度、働き方改革、医師の偏在ー。複数の論点が交錯しながら「これからの医師像」の模索が続いている。ハワイ大学のバックアップで始まった沖縄県立中部病院の卒後臨床研修は多くのジェネラリストを輩出し、戦後以降の県の医療を支えてきた。その歴史をひもとくことで「教育のヒント」が見えてくる。
2005年、徳洲会グループにおける「東京都初」の病院として東京西徳洲会病院は開院した。「人間に例えればまだまだ若い。職員のやる気を伸ばせる病院でありたい」―。渡部和巨院長は、高いポテンシャルに期待を寄せる。
創立61年の尾道総合病院。尾三医療圏にもさまざまな変化の波が押し寄せる中、杉田孝病院長は「チームワークを発揮して乗り切りたい」と語る。
駄木エリア再開発計画「アクションプラン21」を推進する日本医科大学付属病院。1月、コア事業である新病院がグランドオープンした。日本初の救命救急センター開設(1977年)などを実現してきた医療への熱意は、どう受け継がれていくのか。