大分大学医学部附属病院 門田 淳一 病院長
内唯一の医療研究機関である大分大学医学部附属病院。再整備とともに最先端の医療機器をそろえた。新たなスタートを切る中で見えた課題とは。
在院日数短縮、在宅医療強化での再発防止、発達障害のケアに力を入れてきた岡山県精神科医療センターの中島豊爾理事長。4月、精神科の病床または外来を持つ公的病院と新団体を設立し、会長に就いた。そこに込められた願いとは。
名古屋市南東部にある相生山病院は、系列の介護施設と連携し、急性期から看取(みと)りまで高齢者を支え続ける。佐藤貴久院長は「地域で困っている人は必ず受け入れる施設でありたい」と話す。
4月の診療報酬改定でロボット支援下内視鏡手術の適用が大きく広がることになった。今後の婦人科領域はどう変わっていくのか。黎明期から腹腔鏡下手術に取り組んできた安藤正明院長は「ロボット手術の健全な普及」に向けて動きだした。
神話の郷、島根県雲南市の雲南市立病院がこの3月、新本館棟を開院させた。5階建てで総事業費は97.6億円に及ぶ。新築にあたって改善した点や整備の方針、そして今後の運営方針などを松井譲・病院事業管理者に聞いた。
開業するにあたり、既存の医院を「継承」する道を選んだ。2016年、開業。2017年12月にはそのノウハウが詰まった書籍「これから開業する君へ すべての勤務医にささぐ」を出版した。独自の取り組み「目の健康診断」などにも注目が集まり、各地から患者が訪れている。
徳島大学大学院医歯薬学研究部救急集中治療医学講座の西村匡司教授は2016年2月から「日本集中治療医学会」の理事長として「集中治療」の質の向上に力を尽くす。2年間の取り組みを振り返る。