社会福祉法人聖隷福祉事業団 総合病院 聖隷三方原病院 荻野 和功 病院長
静岡県西部に位置する人口80万強の政令指定都市、浜松市。12市町村が合併し、全国で2番目に広い面積を持つ。その北西部の中核病院である聖隷三方原病院は、県内最多934床のベッド数を誇る。
静岡県西部に位置する人口80万強の政令指定都市、浜松市。12市町村が合併し、全国で2番目に広い面積を持つ。その北西部の中核病院である聖隷三方原病院は、県内最多934床のベッド数を誇る。
日本の「整形外科学教室」の歴史は1906年、ここ東京大学(当時は東京帝国大学医科大学)で始まった。「整形外科(ドイツ語:Orthopädie)」という言葉は、国の命でドイツ・オーストリアの外科的矯正術を学んだ初代教授・田代義徳医師が名付けたものだ。「次の100年」へと向かう中、7代目・田中栄教授の思いは。
奈良県の北西端に位置する生駒市。大阪のベッドタウンとして知られるこの地で、設立40周年を迎えた阪奈中央病院。地元密着をモットーに、住民の安心を支えている。
創立150周年を来年に控え、今年2月、病院トップに就任。その肩書をさらりとまとい、フレンドリーな笑顔と語りで場を和ませる平田健一病院長。節目の年に向けた展望を聞いた。
「ほんの3cm切る手術で、胸や腕、手のしびれがほぼなくなった。先生には感謝しかない」と、病院周辺を散歩していた入院患者。すがる思いで遠方から訪れる者も多い。かつてない頸椎手術を開発し、成果を上げているドクターの思いは。
厚生労働省の調査によると、国民の自覚症状として男性で1位、女性で2位の座にあるのが「腰痛」。脊椎の低侵襲手術で豊富な実績をもつ「あいちせぼね病院」には、国内外の患者が集まる。伊藤全哉院長は「痛みに苦しむ患者の最後の砦(とりで)を目指す」と言う。
CTやMRIなどの画像診断、さらにそれを用いて経皮的アプローチで治療を行うIVR(インターベンショナルラジオロジー)を専門とする放射線診断学。日進月歩の著しいこの分野のエキスパートが今年2月、神戸大学の初代教授に就任した。
加古川第一陸軍病院から国立明石病院、明石市医師会立明石医療センター、そして現在と、運営主体は変わったものの、一貫して明石地区の高度医療を担ってきた。「高い技術はニーズへの対応という点だけでなく、経営面でもメリットがある」と新院長は強調する。