医療法人同仁会 おおぞら病院 吉田 直彦 院長
松山市中心部にあった病院を、北西約2kmの六軒家町に3年前に移転。以前は療養型病院だったが、回復期リハビリを中心とした病院にその機能を転換し、移転を機にさらにリハビリ機能を充実させた。かじ取りをする吉田直彦院長の運営戦略とは。
松山市中心部にあった病院を、北西約2kmの六軒家町に3年前に移転。以前は療養型病院だったが、回復期リハビリを中心とした病院にその機能を転換し、移転を機にさらにリハビリ機能を充実させた。かじ取りをする吉田直彦院長の運営戦略とは。
手術支援ロボット「ダビンチ」を用いた早期咽頭がん手術において国内をけん引する施設の一つ、鳥取大学。医学部耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野の藤原和典准教授は「全国、世界に目を向ける気風が教室内で育まれている」と語る。
4月にスタートした新専門医制度。専攻医が東京に集中するなど、今後の課題が残る中、大学は新制度をどう受け止めているのだろうか。熊本大学医学部附属病院の内科専門医研修プログラム統括責任者である向山政志教授に話を聞いた。
昭和初期、今の京都第一赤十字病院が新築され、ここは廃院になる予定でしたが、住民の要望で数人のスタッフが残り、それが発展して今の形になったのです。十数年前、隣接する小学校跡地に増築する際も住民の方々の後押しがありました。
独立行政法人労働者健康安全機構を母体に、全国33カ所にある労災病院。1991年開設の横浜労災病院はグループでは最も新しい病院だ。港北区を中心に人口増加率が高い横浜市北部医療圏で、地域の幅広い医療ニーズに対応する。
「三重県は神経難病を研究するには非常に興味深い地域」と語る久留聡院長。院長に就任して1年が経っての思いと、若い医師に発信していきたいという神経内科の魅力を聞いた。
認知症高齢者は年々増加しており、2025年には全国で推定700万人に達すると言われています。65歳の5人に1人が発症する計算で、熊本県では、約11万人の方が認知症になると予測されています。誰もが当事者として、もしくは家族として関わる可能性が高い病気です。
「病気だけでなく病人をみる」という志を胸に、神経難病患者やがん患者を支える医療法人財団華林会村上華林堂病院。菊池仁志理事長は、レスパイト入院と訪問診療を軸とする「在宅神経難病患者支援システム」を生み出した。患者と家族に寄り添い、支えるこの仕組みは、国が推し進める「地域包括ケアシステム」と一致する。