医療法人明倫会 宮地病院 宮地 千尋 理事長
救急から在宅支援までを幅広くカバー。法人内に介護福祉施設を複数擁し、人の一生を支える体制を整える宮地病院。医療・介護・福祉の連携で、住み慣れた場所での暮らしをサポートしたいと宮地千尋理事長。その思いの原点と、かなえたい夢とは。
救急から在宅支援までを幅広くカバー。法人内に介護福祉施設を複数擁し、人の一生を支える体制を整える宮地病院。医療・介護・福祉の連携で、住み慣れた場所での暮らしをサポートしたいと宮地千尋理事長。その思いの原点と、かなえたい夢とは。
「病気だけでなく病人をみる」という志を胸に、神経難病患者やがん患者を支える医療法人財団華林会村上華林堂病院。菊池仁志理事長は、レスパイト入院と訪問診療を軸とする「在宅神経難病患者支援システム」を生み出した。患者と家族に寄り添い、支えるこの仕組みは、国が推し進める「地域包括ケアシステム」と一致する。
「地域における災害医療」や「防災」のあり方が少しずつ変わりつつある。「平時」「有事」を切り分けるのではなく、コミュニティーの強化を基盤にして常にチームで備えておく。そんな動きが見えてきた。
急性期病院がひしめく岡山県中心部。各医療機関が地域での役割を果たすために、強みを伸ばすことにまい進し、時代に即した連携のあり方を探っている。岡山医療センターが位置する県南東部エリアでは、どのような動きが見られるのか。
経営難や後継者不足を理由に減少を続け、7500カ所を切った有床診療所。地域包括ケアシステム構築が進む中、注目が集まっている。ただ、これまで医療政策からは「置き去り」にされてきた。太宰府市で有床診療所を営む鹿子生健一・全国有床診療所連絡協議会長は、行政への提言などを重ね、基盤整備を進めている。
「民間病院であっても『家業』でなく地域の『インフラ』であるべきだ」と医療法人シーエムエスの杉健三理事長は言う。杉循環器科内科病院の開院から30年。規模拡大を続けてきた理事長の視線の先にあるのは、「まちづくり」だ。
「高度急性期病院と在宅医をつなぎ、この地域に必要とされることが大事」と語る春日井貴雄理事長・院長。地域医療構想のもとで医療機関同士を「つなぐ」役割に特化したシステムを作り、実践する中で見えてきた課題と展望、地域における在り方とは。
日本専門医機構に認定された総合診療専門研修プログラムは、各都道府県内に複数のプログラムが存在するところが多いのですが、高知県内には一つしかありません。総合診療専門研修プログラムを作成するとなった当時、実施したいという病院は県内にたくさんありました。