倉敷リバーサイド病院 土井 修 院長
地域の基幹病院である倉敷中央病院のグループ病院「倉敷リバーサイド病院」。4月に就任した土井修院長は「倉敷は私にとって医師の原点の地」と語る。
1964年に設立し、長年にわたってがんの診断、治療、予防の質の向上に取り組んできた愛知県がんセンター。併設の研究所では新たに分子遺伝学やシステム解析学といった部門を設置。「ゲノム医療」に関連する領域の強化も進んでいる。木下平総長に今後の展望を聞いた。
肝がん治療の選択肢の一つに「移植」がある。山口大学医学部附属病院では、2016年冬、16年ぶりに生体肝移植が再開された。大阪大学医学部附属病院から移り、消化器・腫瘍外科学講座をけん引するのは永野浩昭教授だ。
切除が難しいがんの一つ、悪性脳腫瘍。2年生存率は5割に満たない。「現行の標準治療では患者を救えない」と治療法開発に積極的に取り組む石内勝吾教授に話を聞いた。
肝がんの治療成績で全国平均を大きく上回る久留米大学医学部外科学講座。肝胆膵外科部門を統括する奥田康司教授は、「チームでポジティブサムを目指すべき」と語る。その言葉の意味は。
105床の鶴田病院は、症状緩和や機能維持、QOL維持を特に強みとする「がん診療」ができる病院だ。急性期後のがん患者とどう向き合い、どんな選択肢を用意しているだろうか。
日本のがん治療の拠点病院として、新薬や医療機器の開発に尽力する国立がん研究センター東病院。製薬・医療機器メーカーとの連携を図りつつ、世界レベルの先端医療を開発することを目指している。
2017年度にスタートした第3期がん対策推進基本計画。その全体目標は「がん患者を含めた国民が、がんを知り、がんの克服を目指す」。日本のがん医療をリードする役割が期待される国立がん研究センター。その取り組みについて中釡斉理事長・総長に聞いた。