地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪母子医療センター 川田 博昭 病院長
リスクの高い分娩や高度な医療を必要とする乳幼児の疾患―。周産期・小児医療を専門に手掛けてまもなく40年。4月には、川田博昭新病院長が誕生した。少子化が急速に進行する中、新たな病院のあり方を模索する川田病院長を訪ねた。
リスクの高い分娩や高度な医療を必要とする乳幼児の疾患―。周産期・小児医療を専門に手掛けてまもなく40年。4月には、川田博昭新病院長が誕生した。少子化が急速に進行する中、新たな病院のあり方を模索する川田病院長を訪ねた。
「世界で通用する医師を育てたい」と語る高知大学医学部神経精神科学教室の數井裕光教授。1月の就任からまもなく4カ月。新教授の目に映る、高知の精神科医療を聞いた。
厚生省(現:厚生労働省)で医療政策の推進、研究開発の振興などに携わってきた佐栁進院長。地域の中で、どう自分らしく生きていくかー。超高齢社会の課題を議論するには「社会が共通のビジョンをもつことが重要」と提言する。
北は北海道、南は沖縄県と、救急医を志す医師が全国から集まる岐阜大学の高次救命治療センター。「救急医療は初期診療開始までの時間が患者のその後を分けるので、時間の感覚が重要になるのです」と小倉真治センター長は語る。
2017年、ICT活用で医療の質向上と効率性を追求する「未来創出HITOプロジェクト」を始めたHITO病院。石川賀代理事長・病院長が描くHITO病院の未来予想図とは。
開業するにあたり、既存の医院を「継承」する道を選んだ。2016年、開業。2017年12月にはそのノウハウが詰まった書籍「これから開業する君へ すべての勤務医にささぐ」を出版した。独自の取り組み「目の健康診断」などにも注目が集まり、各地から患者が訪れている。
動脈塞栓(そくせん)術によるがん治療の症例数が1万件を超えるというクリニックが関西空港近くのりんくうタウンにある。肝臓だけでなく乳がんや肺がんにも適応するのが特徴で、同院には日本国内だけでなく、海外からも多くの患者が訪れる。
「見たことのない症状の患者が次々に運ばれてくる。その度に必ず救命するんだという思いに奮い立ちました」と語る杉本侃理事長。救急医療の概念もない時代に、救急を開始。今の体制を一から作り上げた。