宮崎県立宮崎病院精神医療センター 河野 次郎 センター長
精神科を訪れる患者さんの数は、全国同様、増加傾向です。精神疾患についての一般的な認知度の高まりに伴い、早期受診する方が増えたこと、精神科に対する抵抗感が薄れてきたことなどが、背景にあると思います。
精神科を訪れる患者さんの数は、全国同様、増加傾向です。精神疾患についての一般的な認知度の高まりに伴い、早期受診する方が増えたこと、精神科に対する抵抗感が薄れてきたことなどが、背景にあると思います。
医療法人「泯江堂」には、「和」「活力」「信念」の基本理念に加えて、利用者、地域、職員それぞれに対する”約束”がある。「地域社会との調和を重視し、『こころの健康』を支えます」。地域に対するこの宣言を実現するために始めた社会貢献活動は、さまざまな面で効果をもたらしている。
1956年に「県立精神病院養心荘」として開院し、今年で開設62年になります。開設当時は統合失調症など重度の精神疾患の患者は長期入院が当たり前で「治療して退院させる」という考えはほとんど根付いておらず、長期に入院することによって、患者に本来備わってい…
2017年4月、恵那市内で唯一の分娩施設となる産婦人科が市立恵那病院に開設され、同年11月に第一号となる女児が誕生した。同市で分娩できるようになったのは10年ぶり。産科医を中心とした多職種による産科医療体制と市立恵那病院の独自の取り組みを聞いた。
日本専門医機構に認定された総合診療専門研修プログラムは、各都道府県内に複数のプログラムが存在するところが多いのですが、高知県内には一つしかありません。総合診療専門研修プログラムを作成するとなった当時、実施したいという病院は県内にたくさんありました。
1967年に設立された徳島大学麻酔・疼痛(とうつう)治療医学分野。第3代教授となった田中克哉教授は、周術期管理以外の分野に拡大しつつある麻酔科医の育成に力を注ぐ。
第二次世界大戦勃発直後、航空機メーカー「川西航空機(現:新明和工業)」の企業立診療所として開設してからまもなく80年。戦後、当時の社長が「明るくみんなの力を合わせて再起しよう」という願いを込めた「明和」の名前は、今、地域にしっかりと根付いている。
2017年に東京大学の研究チームが公表した最新の調査によると、滋賀県は平均寿命と健康寿命がともに全国第一位。「大津市は特に医療の面で充実しており住みやすい街」だと語る片岡慶正理事長に市立大津市民病院の特長、四つの「強み」を聞いた。