新病院建設で踏み出す新たな一歩
新病院建設で踏み出す新たな一歩
東京都の区西南部医療圏(目黒区、世田谷区、渋谷区)の人口はおよそ140万人。大規模病院が複数あるこの医療圏で、東邦大学医療センター大橋病院は、2018年6月に新病院をオープン。特徴を生かして地域に密着した高度急性期医療に取り組んでいる。
熊本市の東に位置する大津町と隣の菊陽町は、熊本市のベッドタウンとして人口が増え続けている。2020年夏、移転を予定している熊本セントラル病院。活気あふれるこの地域で、どんな新病院像を描いているのか。
埼玉県の浦和、大宮、与野、岩槻の4市が合併した「さいたま市」の人口は約130万人。年々増加傾向にある。その市民の健康と安全を担うさいたま市立病院が、2020年1月に新病院を開院する予定だ。現代の医療に求められている地域完結型の総合病院として生まれ変わる。
静岡県東部地域の医療における中核を担う順天堂大学医学部附属静岡病院。産婦人科領域では、2008年、県東部の総合周産期母子医療センターに指定された。同院に産婦人科が開設されて2018年で20年が経った。責任者を務めてきたのは三橋直樹院長だ。
南島原市で開院30年、急性期医療と救急医療を担う医療法人栄和会泉川病院。法人としては「悩める人を癒し、苦痛を和らげ、心を慰め、そして病気の予防を」を経営理念として掲げ、福祉・在宅医療サービスまで提供する。