独立行政法人地域医療機能推進機構 桜ケ丘病院 相川 竜一院長
7月に就任した相川竜一院長のもと「改革」が進むJCHO桜ケ丘病院。新病院の建設、開院時期はまだ定まっていないが、すでに地域の期待の高まりを感じている。「早期の実現に努めたい」と語る相川院長。その船出は、決して順風満帆ではなかったという。
7月に就任した相川竜一院長のもと「改革」が進むJCHO桜ケ丘病院。新病院の建設、開院時期はまだ定まっていないが、すでに地域の期待の高まりを感じている。「早期の実現に努めたい」と語る相川院長。その船出は、決して順風満帆ではなかったという。
1993年の国立療養所東栃木病院との統合、2004年の国立病院機構への移行による独法化。こうした流れの中で宇都宮病院は低空飛行を続けていた。存続の危機がささやかれるほどの状況から一転、10年連続の黒字。「未来を見つめる組織」へと変わった。
高度な急性期医療の提供と市民の健康寿命の延伸を両輪に、新病院として生まれ変わってから3年半。地域の発展に伴うニーズの多様化、医療インバウンドの展開など、行徳総合病院の役割は広がり続けている。
在日米陸軍基地「キャンプ座間」の一部返還エリアに2016年、「座間総合病院」は開院した。同じくジャパンメディカルアライアンスグループの「海老名総合病院」(海老名市)とともに、県央医療圏の救急医療、地域医療を支える。
神奈川県の湘南西部医療圏に位置する神奈川病院では、急性期、回復期、慢性期と幅広い医療を提供している。地域に求められる役割が多岐にわたる中、呼吸器疾患への対応など得意分野も着々と伸ばしてきた。現在、新病院の計画が動き出しつつある。4月に就任した橋詰壽律院長の思いに迫った。
今年4月に院長就任。2病院の機能を再編して昨年オープンした「今村総合病院(旧:今村病院分院)」の指揮をとる。目標に掲げるのは、「充実した救急医療と高度専門医療の提供」だ。
桑名・員弁地区で産科から在宅医療まで、幅広い世代に医療を提供しているヨナハ総合病院。今年5月、念願だった新病院「ヨナハ丘の上病院」の建設が始まった。鈴木賢二院長に狙いを聞いた。
この地域に病院を―。なかなか医療を受けることができない環境の改善を願う住民の声によって「西条市立周桑病院」が誕生したのは1938年のことだ。これまでの歩み、そしてこれからも受け継いでいく思いについて、雁木淳一理事長・院長に聞いた。