近畿大学医学部内科学教室 腫瘍内科部門 中川 和彦 教授
2002年、近畿大学医学部に開設された腫瘍内科。従来の臓器別ではなく横断的に、がんの化学療法を中心とした診療に対応できる医師を養成するという狙いがある。2007年に2代目教授に就任。講座運営のかじ取り役である中川和彦教授に話を聞いた。
2002年、近畿大学医学部に開設された腫瘍内科。従来の臓器別ではなく横断的に、がんの化学療法を中心とした診療に対応できる医師を養成するという狙いがある。2007年に2代目教授に就任。講座運営のかじ取り役である中川和彦教授に話を聞いた。
沖縄県の2016年の出生数は約1万7千人。出生率は全国1位を長年維持しているものの30年前と比較すると約4千人減少した。少子化の中で求められる産婦人科病院の役割とは。
長崎県は全国的にも「地域がん登録」の精度が高いと言われている。地域がん診療連携拠点病院である長崎医療センターでは、集計データを活用して治療戦略の高度化、課題の発見などにつなげている。
40歳を目前に1月、トップに就いた金重総一郎新院長。70年近い病院の歴史を受け継ぎながら、「医療者の新しい働き方を全国に発信できる病院にしたい」。そんな未来図を描く。
大阪市西部・大正区の地で戦後間もなく開業。大阪府済生会泉尾病院は同区最大の公的医療機関として、地域医療に取り組んできた。2017年9月に就任した平居啓治院長は、課題解決に向け、積極的に取り組んでいる。
動脈塞栓(そくせん)術によるがん治療の症例数が1万件を超えるというクリニックが関西空港近くのりんくうタウンにある。肝臓だけでなく乳がんや肺がんにも適応するのが特徴で、同院には日本国内だけでなく、海外からも多くの患者が訪れる。
シンポジウム「がん患者・家族(遺族)になって気づいた医療者とのコミュニケーション」では、患者らが講演。聴講した医療者からの質問にも答えた。
「放射線科医が増え、診療・研究・教育ともに良い環境ができてきた」と語る村山貞之教授。沖縄県の中核病院として先進医療の実践はもちろん、地域の医療機関との連携や、リサーチマインドを持つ医師の育成に力を入れている。