今月の1冊 – 76.牧野植物図鑑の謎

「日々の臨床で生まれた疑問をもとに、研究に取り組んでほしい」。そんな医師の声をよく聞く。本書は、とあるきっかけから長い期間に及ぶ調査を経て、一冊の本をまとめた「研究」の記録である。

医療法人 明和病院 山中 若樹 理事長・院長

第二次世界大戦勃発直後、航空機メーカー「川西航空機(現:新明和工業)」の企業立診療所として開設してからまもなく80年。戦後、当時の社長が「明るくみんなの力を合わせて再起しよう」という願いを込めた「明和」の名前は、今、地域にしっかりと根付いている。

社会医療法人 中央会 尼崎中央病院 吉田 純一 理事長

JR神戸線尼崎駅から徒歩3分。前身の潮江病院が設立した1951年以来、地域に開かれた病院として親しまれてきた尼崎中央病院がある。急性期医療に軸足を置き、在宅まで担う「スーパーケアミックス」がこれから進む方向性を、吉田純一理事長に聞いた。

地方独立行政法人 市立吹田市民病院 衣田 誠克 総長

北大阪健康医療都市(健都)への移転を今秋に控える吹田市民病院。今年の臨床研修病院合同説明会では例年の2倍以上の学生が集まるなど寄せられる期待も大きい。「開院が非常に楽しみです」と笑顔で語る衣田誠克総長に、病院の今後の展望を聞いた。

八尾市立病院 佐々木 洋 総長

医師不足で赤字続き。公立病院でありながら一度は救急病院の指定返上まで考えた。その状況が一転、6年連続の黒字経営を達成、優良病院表彰受賞に至るまでの歩みと病院の取り組みとは。

はしぐち脳神経クリニック 橋口 公章 院長

2017年10月、福岡市西区のマリナ通りクリニックモール内に「はしぐち脳神経クリニック」が開院した。「患者様最優先の医療を提供したい」と語る橋口公章院長に、クリニック運営のコンセプトや思いを聞いた。