鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科神経病学講座 脳神経内科・老年病学 髙嶋 博 教授
「軸索型ニューロパチーを伴う脊髄小脳変性症(SCAN3)」。鹿児島大学大学院医歯学総合研究科神経病学講座脳神経内科・老年病学の髙嶋博教授らのグループが今年4月に発表した新たな疾患概念だ。「医学は、まだまだ進歩の途中」。髙嶋教授はそう語る。
岡崎市民病院 早川 文雄 院長
名古屋市から電車で約30分。「郷土愛が強く地元を離れても戻ってくる人が多いと思う」とにこやかに話す早川文雄新院長も「岡崎っ子」の一人だ。2020年までに市の医療はいくつかの転換点を迎える。今の思いを尋ねた。
2018年6月号本誌目
本誌ではweb 版には掲載していない記事も多数ございます。 …
今月の1冊 – 81.オシムの言葉 増補改訂版
2007年11月16日、イビツァ・オシムが倒れなければ、彼に率いられたその後のサムライたちは、世界とどんなふうに戦っていたのだろうか。本紙の締め切りはワールドカップ開幕日。発行の前日に、日本はコロンビアとの初戦を終えているはずだ。
兵庫医科大学脳神経外科学講座 吉村 紳一 主任教授
脳梗塞や未破裂脳動脈瘤に対する血管内治療の研究に取り組んできた兵庫医科大学脳神経外科学講座の吉村紳一主任教授。脳梗塞に多角的に介入することで予後改善を図る「急性期脳梗塞の予後改善を目指した先進的多角アプローチ」は、今年2月、優れた脳血管障害研究を対象とする「美原賞」を受賞した。
独立行政法人地域医療機能推進機構 大阪みなと中央病院 細川 亙 院長
大阪大学医学部形成外科の初代教授を務め、アメリカ形成外科学会名誉会員の称号を日本人として初めて授与されたスペシャリスト。この春、見識と人脈を買われ、移転を控えた中核病院の院長に就任した。新たなステージにかける思いとは。
兵庫県立ひょうごこころの医療センター 田中 究 院長
2014年、兵庫県唯一の公的な精神科病院である兵庫県立光風病院(現:兵庫県立ひょうごこころの医療センター)のトップに就いた田中究院長。以来、「社会が求める精神科医療」の提供を目指し病院の改革に積極的に取り組んできた。
京都府立医科大学大学院 医学研究科 消化器外科学 大辻 英吾 教授
40年近い歴史を誇る全国有数の外科学教室。第11代教授として12年目を迎える大辻英吾教授が重んじるのは「医師である前によき社会人であれ」という信念。今後を担う若手の育成に力を注ぐ。