和歌山県立医科大学 宮下 和久 理事長・学長

2025年に創立80周年を迎える和歌山県立医科大学。それに先立ち2021年には薬学部が開学する。入学から40年余り、教授として22年もの年月を母校とともに歩み、昨春、法人トップに就任した宮下和久理事長・学長。次のステージに向け、期待を膨らませている。

社会福祉法人恩賜財団済生会支部済生会兵庫県病院 山本 隆久 院長

大正時代、人々がひしめき合う下町に産声を上げて1世紀。時代は移り変わっても、「施薬救療」の精神は変わらず今に至る。地域の急性期医療を担うとともに、周産期医療にも献身し、母子の安心を守る病院。ここで30余年をともに積み重ねてきた山本隆久院長に思いを聞いた。

独立行政法人地域医療機能推進機構 星ケ丘医療センター 増山 理 院長

大学では教授として研究に力を注いだ。2018年10月、星ケ丘医療センターの院長に就任。運営のかじ取り役として病院全体を見渡す立場にいる。いずれの環境でも、これまで一貫して目指してきたのは「楽しい職場づくり」。どう強みを伸ばし、どんな未来を描くのか。増山理院長の手ごたえを聞いた。

大阪医科大学 内科学第二教室 樋口 和秀 教授

自分の子どもに、どんな職場で働いてほしいか―。教授になって12年、教室づくりのベースとして、常に頭に置いてきた。「誰もが医師人生をまっとうできる環境を整えるのは教授の役割」と語る。

山中伸弥教授の記念講演に1300人

11月24日、四天王寺大学(大阪府羽曳野市)で2019年4月の看護学部開設に伴う記念講演会が開かれた。京都大学の山中伸弥教授が「iPS細胞がひらく新しい医学」とのテーマで登壇。市民ら1300人が耳を傾けた。

医療法人華頂会 琵琶湖養育院病院 田畑 良宏 院長

大津市内を中心に、病院や介護施設などを有する医療法人華頂会グループ。その活動をけん引するのが琵琶湖養育院病院だ。田畑良宏院長はトップとしてマネジメントを担いつつ、臨床医として精力的に在宅患者のもとを訪れている。