愛媛大学大学院 医学系研究科病態制御部門 外科学講座 消化管・腫瘍外科学 渡部 祐司 教授
日本に内視鏡外科が普及し、発展していく過程を最前線で体感してきた渡部祐司教授。ロボットに代表される新たなテクノロジーの登場などによって、外科医に求められる技術水準や安全性への配慮も変化している。「トレーニングのための環境をさらに整備していく必要がある」。挑戦は続く
日本に内視鏡外科が普及し、発展していく過程を最前線で体感してきた渡部祐司教授。ロボットに代表される新たなテクノロジーの登場などによって、外科医に求められる技術水準や安全性への配慮も変化している。「トレーニングのための環境をさらに整備していく必要がある」。挑戦は続く
未知の研究テーマに取り組み、「苦しいときもあった」と語りながら、どこか楽しげだ。年ほど前から研究を続けてきた「人工膵臓(すいぞう)」を用いた周術期の血糖管理が保険収載されるなど、さまざまな挑戦の成果が見えてきている。
遺伝子レベルの解析に基づき個々の患者に最適な治療法を探るオーダーメード医療(個別化医療)の研究が加速している。国が推進する「がんゲノム医療」の普及の見通しは。最前線を知る一人、徳島大学の高山哲治教授を訪ねた。
膵がん撲滅プロジェクトセンター、膵臓疾患特殊外来の立ち上げに携わるなど、難治がんの一つ「膵がん」の治療に長年取り組んできた。島根大学医学部消化器・総合外科学講座の田島義証教授は、次の一手をどう考えているのか。
消化器・腎臓疾患を担当する鳥取大学の機能病態内科学分野(第二内科)。年以上続く教室を受け継ぎ、さらに発展させる磯本一主任教授に、教室の特徴や今後の展望、6月に会長を務める日本消化器病学会中国支部例会の概要を聞いた。
創立以来、博愛の精神を病院の理念として掲げ、地域医療を支えてきた宇部記念病院。2018年スタートした介護医療院は、先進的なモデルとして全国から注目を集めている。昨年10月に就任した山下晃正院長に病院の取り組みと展望、今後の抱負を聞いた。
高齢化、人口減少、医療従事者不足。難しい問題が山積する中、急性期から慢性期までの医療を担う島根県済生会江津総合病院。救急や数多くの分娩も手掛ける。地域医療崩壊の危機に抗するために奮闘する病院の様子を中澤芳夫院長に聞いた。
「環境の良さは国内屈指だと思っている」と語る橋本寬文院長。大河・吉野川や昭和の日本名水百選である「江川の湧水」など美しい自然に囲まれている。そんな地で、1947年開設の麻植協同病院が建物を一新し、「吉野川医療センター」としてスタートを切ったのは2015年5月のこと。合言葉に「勝ち残る病院」を掲げている。
医学の進歩と共にどんどん高額になっていく社会保障費。限られた資源で、どう県内の医療レベルを維持していくのか。「これからは医療者だけでなく患者側の意識改革も必要」だと島田安博病院長は話す。