独立行政法人国立病院機構京都医療センター院長 会長 小西 郁生 氏
11月9日(金)・10日(土)、第72回国立病院総合医学会が開かれる。テーマに掲げたのは「多様性のなかに個が輝く」。そこに込められた意図は。
11月9日(金)・10日(土)、第72回国立病院総合医学会が開かれる。テーマに掲げたのは「多様性のなかに個が輝く」。そこに込められた意図は。
心療内科が専門領域とする「心身医学」が米国から日本に初めて渡ったのは1959年。心理・社会的因子と身体疾患の関係は複雑化が進む。課題の本質を見極めるための医療とはー。
各診療科から依頼された撮像に基づいて病巣を精緻に読影する「画像診断」と、エックス線や超音波像を見ながら体内に細い管を入れて治療する「IVR(画像下治療)」の両方を手掛ける。先端のIVR技術を導入、患者に寄り添う医療を行っている。
奈良県の北西端に位置する生駒市。大阪のベッドタウンとして知られるこの地で、設立40周年を迎えた阪奈中央病院。地元密着をモットーに、住民の安心を支えている。
「社会のニーズを先取りし、柔軟に変化できる組織に」と語る平家俊男病院長。この4月、尼崎総合医療センターのトップに就任。3年前に2病院が統合してできた、まだ新しい病院で、小児を含めた高度急性期医療と救急に力を入れる。
創立150周年を来年に控え、今年2月、病院トップに就任。その肩書をさらりとまとい、フレンドリーな笑顔と語りで場を和ませる平田健一病院長。節目の年に向けた展望を聞いた。
「ほんの3cm切る手術で、胸や腕、手のしびれがほぼなくなった。先生には感謝しかない」と、病院周辺を散歩していた入院患者。すがる思いで遠方から訪れる者も多い。かつてない頸椎手術を開発し、成果を上げているドクターの思いは。
人口8万8千人、和歌山県にある橋本医療圏の中核的病院として医療サービスの充実を図ってきた。医師不足に「大リーガー医育成プロジェクト」など独自のプログラムを創設。医師数確保だけでない効果を生み出している。