かわもと耳鼻咽喉科クリニック 河本 光平 院長
「耳や鼻の疾患に対する日帰り手術を実施している医療機関は、全国でもそう多くないのが現状です」と語る河本光平・かわもと耳鼻咽喉科クリニック院長。大学病院勤務医から開業医となって2年。その「日帰り手術」が好評で、予約は半年先まで埋まっているという。
「耳や鼻の疾患に対する日帰り手術を実施している医療機関は、全国でもそう多くないのが現状です」と語る河本光平・かわもと耳鼻咽喉科クリニック院長。大学病院勤務医から開業医となって2年。その「日帰り手術」が好評で、予約は半年先まで埋まっているという。
大阪医科大学に耳鼻咽喉科学教室が誕生して89年。昨年、「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」とその名を変えた教室は耳鼻咽喉科領域の疾患の治療、研究に幅広く取り組んでいる。「趣深い科」だと語る、河田了教授の真意は。
手術支援ロボット「ダビンチ」を用いた早期咽頭がん手術において国内をけん引する施設の一つ、鳥取大学。医学部耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野の藤原和典准教授は「全国、世界に目を向ける気風が教室内で育まれている」と語る。
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座は、先天性難聴の分野で全国をけん引するリーダー的存在。新生児聴覚スクリーニングの取り組みに力を入れている。
疾患の種類が多く発生頻度も高いという耳鼻咽喉科。患者層も幼小児から高齢者までと、あらゆる年代が診療に訪れる。そんな耳鼻咽喉科で、今後求められる医療とは―。
2017年4月、「頭頸部腫瘍センター」を開設した独立行政法人国立病院機構九州医療センター。中島寅彦・頭頸部腫瘍センター長を筆頭に、チームで「根治」と「QOL維持」の両立に挑む。
九州大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科学教室をけん引する中川尚志教授。患者の視点で教育や福祉、国の制度に対しても積極的に発言。そのまなざしは、常に温かい。