神戸医療生活協同組合神戸協同病院 上田 耕蔵 院長

開設70年を迎えた神戸医療生活協同組合神戸協同病院。阪神・淡路大震災での医療活動を通じて学んだことは、日々の診療、病院づくり、そしてまちづくりへと生かされている。被災者の診療に携わり埋もれていた「災害関連死」を見つけ出した上田耕蔵院長から見える今と未来を聞いた。

医療法人陽善会 小城 卓郎 理事長

坂之上病院の精神科医療を軸に、病気や障がいを持つ人が「地域で自分らしく暮らす」ための支援に注力する医療法人陽善会。就労機会を提供する「いっぽいっぽ」、そこで作られたとうふやスイーツの直売所「豆富家ようぜん」ー。小城卓郎理事長に「患者と社会の接点」というテーマで話を聞いた。

医療法人 緑風会病院 杉本 侃 理事長

「見たことのない症状の患者が次々に運ばれてくる。その度に必ず救命するんだという思いに奮い立ちました」と語る杉本侃理事長。救急医療の概念もない時代に、救急を開始。今の体制を一から作り上げた。

熊本大学大学院 生命科学研究部神経精神医学分野 橋本 衛 准教授

認知症高齢者は年々増加しており、2025年には全国で推定700万人に達すると言われています。65歳の5人に1人が発症する計算で、熊本県では、約11万人の方が認知症になると予測されています。誰もが当事者として、もしくは家族として関わる可能性が高い病気です。