岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 呼吸器・乳腺内分泌外科学(外科学第二講座) 豊岡 伸一 教授

1998年、日本で初めて生体肺移植を行った岡山大学外科学第二講座(現:呼吸器・乳腺内分泌外科学)。マクロな技術から遺伝子のミクロの世界まで。最先端技術を積極的に取り入れ、新たな「岡山大学発」を生み出そうとしている。

医療法人社団重仁 まるがめ医療センター 鎌野 周平 病院長

2017年9月、70余年の歴史をもつ「麻田総合病院」は「まるがめ医療センター」として再スタートをきった。新たな決意のもと診療機能を拡充。ポストアキュート、サブアキュートの受け入れ、地域連携の強化などを推進している。中讃エリアの医療ニーズに応える病院づくりとは。鎌野周平病院長に聞いた。

尾道市立総合医療センター 公立みつぎ総合病院 沖田 光昭 院長

「発祥の地」に学ぼうと国内外から視察が絶えない。公立みつぎ総合病院の山口昇名誉院長が35年ほど前に提唱した「地域包括ケアシステム」。構築を目指すものの手探りの状態から抜け出せない地域も多い。沖田光昭院長の言葉から、実現のヒントを探る。

医療法人誠和会 倉敷紀念病院 小出 尚志 理事長・院長

倉敷第一病院の経営を譲受し、倉敷紀念病院と2病院を経営する形になった医療法人誠和会。老健施設や有料老人ホームをはじめとする多様な入所・通所の介護施設や健診事業体を有し、倉敷第一病院ならびに隣接の社会福祉法人ますみ会とともに「誠和会・ますみ会グループ」として地域の医療と介護を担っている。

四谷ゆいクリニック 阿部 裕 院長

外国人労働者に対する議論の活発化をはじめ、在留外国人への関心が高まっている。十分な医療サービスを提供する環境づくりは進んでいるのか。「四谷ゆいクリニック」は外国人の心の問題に注目し「多文化外来」を開設している。阿部裕院長の取り組みに学ぶものは大きい。