岐阜赤十字病院 泌尿器科・ウロギネセンター 三輪 好生 部長・センター長
女性に特有の骨盤臓器脱や尿もれ。「家族にも相談できない」「どこで診てもらえばいいのか分からない」など、悩み続けている患者は少なくない。岐阜赤十字病院ウロギネセンターの三輪好生医師は「生活指導なども含めて包括的にサポートしていくことが必要」と提言する。
浜松医科大学医学部 泌尿器科学講座 三宅 秀明 教授
ロボット支援下手術の普及に大きく貢献してきた泌尿器科領域。国立大学として初めて最新機種「ダビンチXi」を導入するなど、浜松医科大学泌尿器科でも積極的な取り組みが進んでいる。2015年に1例目を実施した同科のロボット支援下手術は、今年度300例を超える見込み。術者の育成、技術や安全性の確保において大切なことは。
横浜市立大学大学院医学研究科 泌尿器科学 矢尾 正祐 主任教授
初代・原田彰教授の時代から、積極的に県内各地の医療機関へ医局員を派遣。30近くの関連施設が一体となり、診療、教育、研究を推進している。6代目の矢尾正祐教授がライフワークとするのは「遺伝性の腎がん」。治療の最前線を聞く。
日本医科大学大学院 泌尿器科学教室 近藤 幸尋 教授
内視鏡手術を強みに歴史を重ねてきた日本医科大学泌尿器科。積極的なロボット支援下手術の推進など先端的な医療を提供するとともに、「患者と一緒に考える過程が大事」と近藤幸尋教授は強調する。
和歌山県立医科大学 泌尿器科学講座 原 勲 教授
ロボット支援下手術が日本で保険適用となったのは2012年。前立腺がんに認められた。昨年、手術支援ロボット「ダビンチ」が2台体制となるなど、診療体制の強化を進める和歌山県立医科大学泌尿器科学講座。よりスピード感のある進化を目指している。
滋賀医科大学泌尿器科学講座 河内 明宏 教授
設立40周年を迎えた滋賀医科大学泌尿器科学講座。就任6年目となった河内明宏教授の座右の銘は「心」。心を込めて人と接し仕事をすることが信条だと語る。一つひとつの責務に丁寧に向き合う教室を目指す。