医療と法律問題56
わたしは小児先天性心疾患の手術に関する医療事故紛争を5件取り扱ったことがあるのですが、いったい何が起こったのか分からないままになってしまった例もあります。それは医療事故一般にあり得ることなのですが、この分野は特にそれが大きいように感じます。
ここまで来たミレニアム先端医療
「検体検査」に必要な機器や試薬、ソフトウェア開発などを展開するシスメックス(神戸市)は6月9日(土)、第41回シスメックス学術セミナー「ここまで来たミレニアム先端医療」を開催する。
4月 福岡大学西新病院が開院|小児医療の入院機能を整備
4月1日、福岡市早良区祖原に「福岡大学西新病院」が開院した。同大の附属病院としては福岡大学病院、福岡大学筑紫病院に続いて三番目。福岡市医師会が運営していた福岡市医師会成人病センターを同大が事業譲受した。
【143人が耳傾ける】一人暮らしで認知症 自宅で最期を迎えられる?
住み慣れた場所で最期まで―。福岡市在宅医療医会と福岡市医師会、福岡市は3月24日、市民公開講座「地域で支える、在宅医療」を市内の天神スカイホールで開き、医療・介護職を含む143人が参加した。
パープルリボンセミナー in 福岡2018
難治がんと言われる「膵臓がん」と、希少がんである「膵神経内分泌腫瘍」の患者・家族を支援するNPO法人パンキャンジャパン福岡支部(茅原史典支部長)がこのほど発足し、5月6日、「パープルリボンセミナーin福岡」を初めて開催する。
新専門医制度スタート|「あるべき姿」へ一歩
1年間の施行延期を経てこの4月、新専門医制度の運用がスタートした。専攻医採用・登録の結果などをふまえ、すでに次を見すえたさまざまな議論が交わされている。日本専門医機構が目指すのは「プロフェッショナル・オートノミー」を基盤とする「国民に分かりやすい専門医制度」の確立。今後の医療への影響が注目される。
微量の血液でアルツハイマー判定【国立長寿研と島津製作所】
国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)と島津製作所(京都市)はこのほど、アルツハイマー病の原因となる物質の脳内蓄積を、少量の血液を使って調べる方法を確立した。アルツハイマー病の診断やリスク保有者の抽出などへの活用が期待される。
今日、明日の看取りをどう受け止めるか?
3月4日、福岡県歯科保険医協会が九州ビル(福岡市)で「医療・介護フォーラム2018」を開いた。医療、介護、福祉などさまざまな領域で口腔ケアの重要性が注目され多職種の連携・協働が求められる中、「集まって共に学ぶ場を」と2016年に始まった。3回目となる今回のテーマは「レッツ・チームケア "生きる"を支える」。