医療法人泯江堂 油山病院 三野原 義光 理事長・院長
医療法人「泯江堂」には、「和」「活力」「信念」の基本理念に加えて、利用者、地域、職員それぞれに対する"約束"がある。「地域社会との調和を重視し、『こころの健康』を支えます」。地域に対するこの宣言を実現するために始めた社会貢献活動は、さまざまな面で効果をもたらしている。
医療法人「泯江堂」には、「和」「活力」「信念」の基本理念に加えて、利用者、地域、職員それぞれに対する"約束"がある。「地域社会との調和を重視し、『こころの健康』を支えます」。地域に対するこの宣言を実現するために始めた社会貢献活動は、さまざまな面で効果をもたらしている。
「民間病院であっても『家業』でなく地域の『インフラ』であるべきだ」と医療法人シーエムエスの杉健三理事長は言う。杉循環器科内科病院の開院から30年。規模拡大を続けてきた理事長の視線の先にあるのは、「まちづくり」だ。
2017年10月、福岡市西区のマリナ通りクリニックモール内に「はしぐち脳神経クリニック」が開院した。「患者様最優先の医療を提供したい」と語る橋口公章院長に、クリニック運営のコンセプトや思いを聞いた。
がん死亡数の1位である「肺がん」の傾向に変化が現れている。がんの型を分類して治療に取り組んだ時代から、遺伝子診断にもとづいたアプローチへとシフト。戦略の細分化が進む。
熊本市が「市民の健康課題」として掲げ2009年にスタートした「CKD(慢性腎臓病)」対策事業。病診連携による早期発見・予防の体制づくりを進める中で、重要な役割を担うのが熊本大学腎臓内科だ。中山裕史講師は「全国のモデルケースとなる取り組みではないか」と語る
虚血性心疾患、心臓弁膜症、大動脈疾患と、幅広い循環器疾患に対応しています。中でも得意としている領域は、まず人工心肺を使わずに心臓を動かしたまま血管をつなぐ「心拍動下冠動脈バイパス術」。手術時間が短く、出血量も少なく抑えられることが利点です。
広範囲熱傷(全体表面積の30%以上のやけど)の患者さん自身の正常皮膚を採取し、シート状に培養した「自家培養表皮」は、2009年に治療への使用が保険適用となりました。
「千鳥橋病院」の慢性期病床とリハビリ部門を分ける形で開院して15年。「たたらリハビリテーション病院」は、特色あるリハビリを強みに、地域での存在感を増している。