九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

高知県看護協会 会長 宮井 千惠

高知県看護協会 会長 宮井 千惠

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 新年、明けましておめでとうございます。

 2019年は、平成最後の年ですが、新たな出発の年でもあります。

 また、干支では亥年にあたり「無病息災」の意味もあるとのことですので、皆さまの今年一年のご健勝をお祈り申し上げます。

 我が国の少子高齢化を概観しますと、団塊の世代がすべて75歳以上になる2025年には高齢化率が30%になり、2042年には、65歳以上人口が3800万人余りとなりピークを迎え、2060年を過ぎるまで医療と介護のニーズの増大が続くとされています。このような社会を生き抜くために、医療と介護の連携による地域包括ケアをしっかりと機能させ、助け合いの仕組みをつくっていかなければなりません。

 日本看護協会では、2015年度より重点政策のひとつに、「地域包括ケアにおける看護提供体制の構築」に取り組んでおり、高知県看護協会も、重点事業に掲げ、看護職と多職種間での事例検討を積極的に進めるなど、どこにいても途切れのないケアが受けられるような仕組みづくりに力を入れています。さらに、自然災害への対応についても、災害支援ナース及び地域災害支援ナースを育成してまいりました。今後は、災害を想定した実践訓練にも力を入れていきたいと考えています。

 当県の高齢化率はすでに34%を超え、2020年には高齢者数がピークになる見込みです。このような状況を悲観的に受け止めるのではなくチャンスととらえ、県が進めている「日本一の健康長寿県構想」の実現に向けて、高齢者が元気で明るい高知県、一人ひとりが高知県で暮らして良かったと思えるように、看護協会会員(6096人)はもちろん、県内すべての看護職とともに、その実現をめざしたいと思います。

 本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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