九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

岡山県看護協会 会長 宮田 明美

岡山県看護協会 会長 宮田 明美

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 明けましておめでとうございます。

 昨年は、年末恒例の世相を表す漢字一文字に「災」が選ばれましたが、まさに「災害列島」さながら各地で自然災害が相次ぎ、西日本豪雨災害では「晴れの国おかやま」で、倉敷市真備町を中心に甚大な被害を受けました。現在、被災地では少しずつ復興が進みつつありますが、被災された多くの方はこの正月を、仮設住宅等で特別な気持ちで迎えていらっしゃることと拝察し、一日も早く復興されますことをご祈念申し上げます。また、このたびの災害では中四国地区をはじめ全国の皆さまに、多大な心温まるご支援を賜りましたことに深く感謝し、心からお礼を申し上げます。

 まさかの大規模災害に遭遇し、岡山県看護協会では岡山県や倉敷市、倉敷市社会福祉協議会との協定に基づき、災害支援ナースによる夜間の救護活動、ボランティアセンターでの熱中症対応等の支援活動を行ってまいりました。活動に当たっては、会員、所属施設の多大なご理解とご協力のもと、職能団体としての役割を果たすことができたと考えております。

 災害はいつでもどこでも発生する可能性があり、このたびの経験を会員間で情報共有し、今後の対策に生かす目的で「災害看護フォーラム」を開催しました。また、広報誌「看護おかやま」でも活動報告を行ってまいりましたが、記録として編さんし、今後へ継承していく必要があると考えています。

 さて、グローバル化に端を発した世界の政治経済情勢が不安定な中、健康長寿先進国を目指した社会保障制度改革が進められており、昨年は第7期医療・介護保険事業(支援)計画、診療・介護報酬改定などが一斉スタートし、地域医療構想、地域包括ケアシステム構築に向けての動きに一層の拍車がかかりました。

 今後、看護が病院だけでなく地域・在宅などへと広がっていく中、岡山県看護協会では、地域包括ケアシステムにおける看護提供体制を整えるために、ナースセンターや研修センター機能をフル回転し、高齢者ケア施設領域などの看護職員確保と質向上のための事業に取り組むとともに出向・交流研修事業等で成果を挙げつつあります。今年もこれらを踏襲しながら、新しい事業にも挑戦し、着実に成果を挙げていきたいと思います。

 今年の干支は「己亥」で「亥」はイノシシの骨を表した象形文字だそうで、非常に安定した状態で始動を待つ準備期間を意味しているそうです。平成から新しい年号の時代へと移るに当たり、組織力をさらに強化し、持続可能な岡山県看護協会としてさらなる飛躍の年となるよう努めてまいります。本年も皆さまのますますのご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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