九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

広島県看護協会 会長 川本 ひとみ

広島県看護協会 会長 川本 ひとみ

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 明けましておめでとうございます。健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 今年の干支は「亥(イノシシ)」です。近年、猪に田畑の作物を荒らされる被害が多く、農作物づくりを断念する人が多いことを耳にしますが、猪は「無病息災」の象徴だそうです。また、亥年生まれの人は芯の強さが特徴で、裏表がなく何事にも熱心。かつ、物事をやり遂げる情熱があり、強運な人が多いということです。看護職も「亥年」の良い縁起を担ぎ、山積する課題解決のための目標に向かって、熱心に取り組みたいものです。

 昨年を振り返ってみますと、皆さまも記憶に新しいところですが、自然災害の多い一年でした。特に7月の台風7号や梅雨前線の影響によって、西日本を中心に広範囲で豪雨となり、広島県や岡山県では甚大な被害が発生し、多くの方々が長期にわたり避難所で過ごされました。また、医療施設や社会福祉施設においても大きな被害があり入院施設を閉鎖するなど、地域医療への影響は計り知れないものがありました。あって欲しくありませんが、避けようがない自然災害に対し、看護職能団体として日常の備えは万全であったかどうか、いざという時に慌てないで行動するために何が必要かと、認識を新たにしたところです。

 さて、昨年は、診療報酬・介護報酬の同時改定、および、第7次保健医療計画、第7期高齢者プランなどが策定され、地域医療構想の実現に向けてスタートした重要な年でした。さらに、病院等では入院基本料をめぐる病床転換等の動きもあったことでしょう。言うまでもございませんが、こうした中で看護職は、あらゆる場であらゆる健康段階の人々に対し、切れ目のないケアを提供するために、高い看護実践能力と役割の拡大が求められています。それに伴い、元号が変わる平成最後の年明けとなった2019年は、特に多様な働き方の推進と働き方の質的改善に対応していかなければならないと思っています。

 広島県看護協会は「人々の健康な生活の実現に寄与する」ことを目的にして、他団体と連携を密にしながら、ナースセンターを中心にして看護職の確保対策、復職支援、勤務環境改善などに拍車をかけて取り組みます。そして、本会は約2万人の会員をもつ県内最大規模の看護職能団体として、地域住民の期待に応え、掲げた事業を着実に実行したいと思います。

 関係団体の皆さまにおかれましては、これまで同様にご支援・ご協力をお願い申し上げます。

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