九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

宮崎大学 学長 池ノ上 克

宮崎大学 学長 池ノ上 克

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 明けましておめでとうございます。健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。医師会の皆さまには宮崎大学に対して、日ごろからさまざまな面でご支援をいただいており、心から御礼申し上げます。

 本学は、地域活性化に貢献する大学としての旗幟を鮮明にしながら進んでいます。得られた教育や研究の成果は全日本、全世界に向け積極的に発信するよう日々努力しているところです。

 宮崎大学木花キャンパスの330記念交流会館前に完成した米良電機産業による寄附講座「地域デザイン棟」では、県内市町村の首長さんに地域の魅力やビジョン等を語ってもらう「宮崎TOPセミナー」を開催しており、企業人、地域住民、学生が一緒に学ぶことのできる交流機会の創出に努めています。また、大学唯一の365日、24時間使用可能な施設としても機能しており、年間延べ1万人を超える人々が利用しています。これらの活動は、国立大学法人評価委員会による2017年度の国立大学法人等の評価において、業務運営面で特筆すべき進捗状況にあると認められ、全国86国立大学法人の中で本学を含む2校が取り上げられ、高い評価を受けることができました。

 本学が指定管理者となっている宮崎市立田野病院と介護老人保健施設さざんか苑では、総合診療医の実践的教育が組まれており、医学部4年生から5年生にかけて、2週間の正規の教育プログラムが展開されています。その中には在宅医療の現場での教育も含まれており、着実に成果を挙げております。さらに卒後臨床研修医・総合診療専門医といった一貫性のある教育の取り組みも田野病院を中心に進んでおり、文部科学省医学教育課からの評価も高く、注目を集めているところです。

 また、卒後臨床研修医の確保については宮崎県医師会のご理解とご支援をいただいております。特に、医学部5年生を対象にした「未来の医療を語る全員交流会」には河野雅行会長や河野俊嗣知事も毎年学生と膝を交えて語り合い、医師として、職業人としての心を熱く伝えてくださっています。オール宮崎での医師確保に向けた取り組みが若い世代にも理解され始めているようです。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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