九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

熊本大学 学長 原田 信志

熊本大学 学長 原田 信志

k4-2.jpg

 新年明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 月日が経つのは早いもので熊本地震後3年を迎えようとしています。地震によって被害を受けた設備・備品の復旧はほぼ完了し、建て替えが行われている工学部1号館も本年3月には竣工する予定です。ただ、五高記念館などの文化財関連の建物の復旧は2021年度までかかる予定です。

 七つの「熊本復興支援プロジェクト」は、着実に成果を収めました。その一つである「地域医療支援プロジェクト」では、昨年、文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム(医療チームによる災害支援)に採択され、「熊本大学医学部附属病院災害医療教育研究センター」を設置いたしました。また、地震対策で密になった産学官の連携をもとに「熊本創生推進機構」を改組し、地域産業振興、人材育成、雇用創出などを進めています。

 生命科学分野においては、昨年、大学院生命科学研究部附属健康長寿代謝制御研究センターを設置し、本学の老化・健康長寿研究の中核を担っております。本年は、4月から医学部附属病院を大学附属とし、経営の効率化と診療業務の高度化を図ります。また、本学のエイズ学研究センターと鹿児島大学難治ウイルス病態制御研究センターを統合し、「ヒトレトロウイルス学共同研究センター」を設置して慢性ウイルス感染症の教育研究を先鋭化します。

 このように生命科学分野の研究をさらに強化し、地域の科学・技術・医療の振興に努め、「くまもと」から世界に輝く研究拠点大学を目指します。

 厳しい大学改革の最中でもありますが、希望の持てる復興、創造的復興へ前進したいと思っていますので、今後ともご協力ご支援のほどよろしくお願いいたします。

この記事を読んだ方は他にこんな記事も読んでいます

最新の記事情報が取得できます

Twitter

「いいね!」ボタンを押すと、最新情報がすぐに確認できるようになります。

Instagram

フォローする」ボタンを押すと、最新情報がすぐにツイート上で確認できるようになります。

コメントはこちらから

メニューを閉じる