九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

久留米大学 学長 永田 見生

久留米大学 学長 永田 見生

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 謹賀新年。5月1日に新天皇の即位と同時に改元される2019年は、60年周期の干支学では、己亥(ツチノトイ)、いわゆる「いのしし年」で混乱、紛糾している世の物事に対し「一念発起し、核心革正していく年」と解説されています。この新年の幕開けを、皆さまは、意気を新たにして迎えられたことと存じます。

 昨年本学は、創立90周年を迎え、4月28日の創立記念日には久留米シティプラザでブリヂストン吹奏楽団による記念演奏会に続き林芳正文部科学大臣(当時)に祝辞を賜り、多数の来賓をお迎えし記念式典、祝賀会を行い、多くの本学に縁が深い方々にご参列、ご支援を賜り盛会裏に開催できました。8月には医学部入試問題について文科省からの全国医科大学に対するアンケート調査に続き、11月8日には訪問調査がありましたが、問題なく終了致しました。

 本年度は、文系学部と医学部が共同申請し2017年度文部科学省私立大学研究ブランディング事業に採択された〈すこやかな「次代」と「人」を創る研究拠点大学へ〜先端がん治療・研究による挑戦〜〉の課題研究を継続します。

 本年は、本学にとっては10年後の創立100周年に向かってスタートする初年度で、安定した財政基盤の確立に向かって全教職員が一丸となって荒波を乗り越えていく必要があります。学校法人理事で財務状況改善に尽力していただいた廣田りょう常務理事(財務担当)が昨年末で満期退任されたことから、後任として永渕富三氏(久留米市出身、日吉小学校、ラサール、東大卒、元三井物産株式会社理事、大学院大学国際大学理事長特別補佐)を企画・財務担当理事に、また、本年3月31日で4号理事の1期目を終了する久原正治学事担当理事は留任していただき、有馬彰博総務・人事担当理事を常務理事に昇格し、学内の取りまとめもお願いするなど、新たな体制で法人運営を担うことに致しました。本年10月からは消費税増税など大学経営に対して逆風が吹きますが、法人としては増収増益によりこれを乗り切ることが必要であり、そのような気概で本年度の事業計画を作成しています。本学創立時の「折角援助する以上は、育英(すぐれた才能を持った青少年を育成する)事業の面目を発揮し国家社会に貢献してもらいたい」との石橋家からのメッセージを肝に銘じ、私学としての伝統を守り、核心革正する不易流行の姿勢で本年度の大学運営を行います。読者の皆さまのご多幸、ご発展の年であることを祈念致します。

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