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医療者とがんサバイバーが本音で語り合い問題解決の糸口を探る

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大阪市で近畿がん診療推進ネットワークがシンポジウムを開催

 がん医療に携わる医療者・学生を対象にしたシンポジウム「がん患者・家族(遺族)になって気づいた医療者とのコミュニケーション」が3日、ブリーゼプラザ小ホール(大阪市)で開かれた。主催は近畿がん診療推進ネットワーク。医師や看護師、薬剤師など153人が参加した。

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患者や遺族が医療者の疑問や悩みに答えたシンポジウム

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中川和彦近畿がん診療推進ネットワーク理事長

 この日はがん患者本人や遺族計4人が講演。その後、会場に集まった医療者からの質問に答えた。

 進行食道がんを患い、闘病を経て緩和ケア医を続ける行田泰明氏は、自らの経験も踏まえて「患者がいかなる病状であっても、その時期に応じたQOLを大切にすることが重要。必要なのは患者に寄り添い歩くことと肩を差し出すこと。決して患者をおんぶしてはいけない」と語った。

 同シンポジウムは、患者や家族の思いを知り、診療に生かす狙いで始まり5回目。同ネットワークの理事長で、近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門主任教授の中川和彦氏は「医療従事者に求められているのは、がん患者一人ひとりの声に耳を傾け、理解しようと努めること。患者やその家族とよくコミュニケーションを取ることが重要」だと総括した。

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