九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

鹿児島県看護協会 会長 田畑 千穂子

鹿児島県看護協会 会長 田畑 千穂子

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 新しい年を迎え、皆様に謹んでお慶びを申し上げます。

 鹿児島県看護協会は、会員1万1850人(平成29年11月現在)で、公益社団法人として7年目を迎えております。今年は明治維新150 年、NHK大河ドラマ「西郷どん」が始まります。このロケ現場となりました掛橋坂、精矛神社、知覧武家屋敷での撮影では、救護班として本会も協力させて頂きました。当日は総数500名を超えるエキストラに子役も含まれ、甲冑をまとった撮影や慣れない草鞋による擦過傷、転倒などありましたが、幸いにも大事に至らず水分補給や湿布等で元気を取り戻しておりました。

 さて、2025年問題に向けた県の地域医療構想に基づき、地域包括ケアシステムの構築を推進する中で、訪問診療や訪問看護等の充実、医療機能を内包した施設系サービス等の在宅医療提供体制の充実が課題となっております。平成29年度、本会は、重点事項の一番目に、地域包括ケアシステムの推進を掲げ「地域包括ケアシステムへの参画」「子どもと子育て世代の包括ケアシステムの推進・参画」「医療・介護をつなぐ研修等の推進」「訪問看護供給体制の推進」に取り組んで参りました。中でも、訪問看護供給体制推進事業の4つの事業(①訪問看護事業者実態調査及び課題抽出事業、②訪問看護事業者によるサービスの強化として精神科訪問看護研修、③医療・介護事業者ターミナルケアの促進事業、④訪問看護理解・連携促進事業)は、訪問看護師の人材確保や育成につながっていくものと期待されております。また、平成30年度は診療報酬と介護報酬の同時改定、第7次医療計画と第7期介護保険事業(支援)計画が開始されます。本会も在宅医療・介護の連携推進に向けて、さらに、関係団体や地域の医療機関とともに協働して取り組んで参りたいと考えます。

 最後に、日本看護協会は70周年記念を契機に、看護協会の使命や事業が簡潔に表現されたタグラインとして、「生きるを、ともに、つくる。」と発表しました。住み慣れた地域で最期まで暮らせるような社会の実現に向けて、県民の皆様のニーズに応えられる職能団体としてさらに貢献したいと考えております。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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