九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

福岡県看護協会 会長 花岡 夏子

福岡県看護協会 会長 花岡 夏子

k09-1-1.jpg

 皆様、新年あけましておめでとうございます。ご家族お揃いのよいお年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年7月、九州北部豪雨災害が発生しました。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復興を祈念いたします。いつ起こるかわからない災害に対する備えの重要性を痛感していますが、本県での災害発生を深く肝に銘じ県行政や他団体との協働に努め、更なる災害対応力をつけるために災害支援ナースの教育に力を注いでまいります。

 昨年は創立70年という記念すべき節目の年を迎えました。日本看護協会との連携のもと、看護職の発展の歴史と受け止めることができます。このことは、先輩諸姉の方々や会員の皆様方のご支援ご協力の賜物であり、心より感謝申し上げます。

 今、日本は少子超高齢多死社会を迎え、社会保障制度改革が進んでおります。また、地域医療構想が策定され、病床の再編成が進み、住み慣れた地域で最期まで生活できる環境整備を目指し、各市町村で地域包括ケアシステムの構築が行われています。このような状況の中、看護職に期待される役割はますます増大してきております。

 協会は平成29年度の重点事業に「地域包括ケアシステムの構築と推進」を挙げ取り組んでおります。地域における病院と在宅・介護分野で働く看護職の連携の推進のために、地域のネットワークづくりや地域連携の取り組みを発表し、情報を共有しております。また、平成29年度の協会の入会手続きが、ナースシップの導入により会費の納入方法が変更されました。「」を挙げ、各施設や各地区支部との連携を密にして、入会手続きの周知に努めました。地域医療構想の策定や地域包括ケアシステムの推進においては、地区支部機能の充実と強化が必要になってまいりました。しかし、地区支部によっては会員施設数及び会員数が少なく運営が困難なところもあるほか、地区支部割が行政の区分と一致しない等の不都合が生じているため、4月より16地区支部を14地区支部に再編成いたします。

 平成30年度の重点事業は「地域包括ケアシステムの構築と推進」と「地区支部機能の強化」と「時代のニーズに対応する看護職の人材育成」の三項目を掲げ取り組んでまいります。

 最後になりますが、今年も政治、経済、国際関係、地球温暖化現象などにより不測な状況が起こるかもしれませんし、いつどこで災害などが発生するかわからない状況ですが、医療従事者としての自覚を高め、協会の役割を果たしながら、県民の健康を守るために力を尽くしてまいりたいと思います。今年もよろしくお願い申し上げます。

この記事を読んだ方は他にこんな記事も読んでいます

最新の記事情報が取得できます

Twitter

「いいね!」ボタンを押すと、最新情報がすぐに確認できるようになります。

Instagram

フォローする」ボタンを押すと、最新情報がすぐにツイート上で確認できるようになります。

コメントはこちらから

メニューを閉じる