九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

九州大学病院 病院長 石橋 達朗

九州大学病院 病院長 石橋 達朗

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 2018年をいかがお迎えでしょうか。新年明けましておめでとうございます。

 旧年と変わりませず、今年も九州大学病院に多くのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。2018年を迎え、九州大学病院は、地域の医療機関との密な連携の下、より良い関係を基盤に高度急性期医療を担う病院として、発展し続けていきたいと考えております。

 新年のご挨拶に併せ、九州大学病院の取り組みなど、近況を報告させていただきます。

 まずは昨年の九州北部豪雨で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げるとともに、速やかな復興をお祈り申し上げます。九州大学病院からも医師や歯科医師などを派遣し、被災地の支援をさせていただきましたが、今後起こり得る災害に備えて、国立大学病院としての役割・使命を果たすため、日頃からの備えがいかに重要であるか改めて認識しました。

 九州大学病院では、地域に根差した医療に取り組むために「」を発足させ、昨年7月には約1000施設に登録証を発行するとともに、登録機関の情報をスムーズに検索できるようWebサイトの運用を開始しました。加えて、歯科患者さんのために、紹介・相談窓口として歯科ホットラインを開設しました。

 また、昨年は、福岡県発達障がい者支援拠点病院の指定(6月)、造血幹細胞移植地域支援センターの設置(8月)や別府病院のリハビリテーション科の設置( 12月)など診療体制の充実にも取り組みました。さらに、外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)の認証(3月)を受け、体制を整えるとともに、海外からの研究者受け入れや遠隔医療教育にも積極的に取り組みました。これからも、各医療機関との連携体制を強化し、医療安全の確保を図り、がんをはじめとする難治性疾患の治療、臓器移植・骨髄移植、ロボット支援手術・再生医療・遺伝子治療などの先端医療とともに、社会のニーズに適応した診療体制などの充実を図りたいと考えています。

 さらに、臨床研究中核病院として、質の高い臨床研究や治験の推進は九州大学病院の重要な使命であり、引き続き、国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的な役割を果たすために、西日本地域の大学のシーズ開発拠点として設立した「(WAT‐NeW)」との連携による新規医療技術の開発と生命科学・医科学の発展に、より一層努めていきたいと考えています。

 九州大学病院は、新年を迎え新たな気持ちで、日々の診療・研究・教育の各々に真摯に取り組みながら、最先端の医療の追求や地域医療に深く貢献できるように努力したいと考えております。どうぞよろしくお願いします。

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