九州医事新報社 - 医療・医学の〝今〟を伝えて62年

大分大学 学長 北野 正剛

大分大学 学長 北野 正剛

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 明けましておめでとうございます。

 皆様におかれましては、健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。

 本学は、地域に根差し、地域が求める人材を養成し輩出する大学として、ガバナンス改革を実施し、併せて大学の機能強化として新学部・教職大学院の設置、学部改組などの組織改革を行ってきました。今後もますますその存在意義を発揮していく必要があると考えています。

 さて、昨年は7月の九州北部豪雨、9月の台風18号と大分県に甚大な被害がもたらされました。地球温暖化などの影響で今後迫り来る災害への対応をより深化させるべく、本年1月、大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(通称:CERD)を設置しました。大学・行政・民間の連携により、防災から復興デザインに至るまで、地域が直面する課題解決に取り組んで参ります。

 医学部では、平成22年度から行われてきた附属病院の再整備事業が今年で完了の予定です。ハード・ソフトの両面から、本院の主な使命である安心安全な高度先進医療の提供と地域医療を担う医療人材(財)の育成を常に念頭に置きながら、未来にわたって患者さんも医療人・職員も満足できる附属病院であり続けるように努力する所存です。なお、医学教育においては国際認証を視野に入れた新しい教育プログラムの下、志あふれる新入学生すべての可能性を育むため、地域医療を担う医師、国際的に活躍する医師、世界最先端の医療を実践する医師、基礎医学の発展に貢献する研究医など、あらゆるキャリアパスに対応すべく多様な支援を行っています。

 また、本学は地域医療とともにグローバル化に対応するべく国際医療への貢献も重視しており、2016年に設立したアジア内視鏡人材育成支援大学コンソーシアム(、大阪大学、北里大学、九州大学、京都大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際医療福祉大学、埼玉医科大学、帝京大学、東京大学、東京慈恵会医科大学、東邦大学:計14大学)の主幹校として内視鏡分野で東南アジア諸国やロシア・サウジアラビアに多くの実績を残しています。今後もこれらを中心として双方向で国際的感覚を持つ医療人の育成支援を継続・発展させていく必要があると考えています。

 これからも、時代の変化や地域・社会のニーズを踏まえ、また、グローバルな視野を持って、不断の改革やさまざまな取り組みを行ってまいります。本年も引き続き大分大学にご協力ご支援をお願いいたします。

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