琉球大学大学院医学研究科医科学専攻整形外科学講座 東 千夏 講師
患者の期待に、私はどう応えていくべきか」。東千夏講師が専門として選んだのは「関節リウマチ」の領域。沖縄の診療体制の充実に向けて奮闘中だ。
患者の期待に、私はどう応えていくべきか」。東千夏講師が専門として選んだのは「関節リウマチ」の領域。沖縄の診療体制の充実に向けて奮闘中だ。
全国的にも、まだ数少ない女性の医学部教授。その一人である名古屋大学の寺﨑浩子教授は、眼科の臨床において日本をリードしてきた。専門分野である網膜硝子体疾患治療の最前線について聞いた。
長崎大学病院では医師の働き方が変わり始めている。診療と勉強会のスケジュールを見直し、女性医師の意見を生かして子育てしながら働き続けやすい制度を整えた。具体的にどのような取り組みをしているのか、最前線でプロジェクトに関わっている皮膚科・アレルギー科の富村沙織講師に話を聞いた。
昨年、久留米大学の超音波診断センターに着任した黒松亮子教授。肝がんの治療と超音波診断が専門で、あるときには自身の経験を後輩に語り、あるときは後輩たちの意見をヒアリング。女性医師の働く環境を改善しようと奔走する。
1980年に鹿児島で開業した泌尿器科専門の「新村(にいむら)病院」。最先端の治療を導入してきた父親の跡を継いで3年になる新村友季子理事長は、全国放送のテレビ番組で「最強の女性外科医」の一人として紹介されたこともある。そのキャリアと思いに迫る。
女性初の国立大学病院長として九州大学病院長を務め、2015年には福岡学園福岡歯科大学トップに就任した水田祥代理事長。まさに女性医師の先駆者である水田理事長に、女性活躍に対する思いを聞いた。
内科や透析、リハビリテーションの機能を併せ持つケアミックス病院。外科中心の診療から慢性期、回復期に軸足を移して6年目。末丸直子院長は「優しい医療者」が働く病院を目指している。
先代の杉本紀子理事長が開業し、親子2代で病院を築き上げた。当初は精神科病院の建設に反対の声もあった。しかし、取り巻く環境は、時代と共に大きく変化してきたという。
治療と就労を両立できる社会に―。今年1月、産業医科大学病院に「両立支援科」が新設された。国内初の診療科を設置した尾辻豊病院長と、同科を率いる立石清一郎診療科長が語る。