医療法人社団 秀慈会 萩原 秀男 理事長

独自のアプローチに基づく認知症治療や「人間学」を掘り下げていく萩原秀男理事長による勉強会など、ユニークな取り組みを打ち出してきた医療法人社団秀慈会。進みつつある地域医療構想の中で描く、今後の展望を聞いた。

大阪大学大学院医学系研究科 脳神経感覚器外科学 眼科学教室 西田 幸二 主任教授

2016年、世界で初めてiPS細胞(人工多能性幹細胞)を活用した「機能的な角膜組織の作製」に成功した大阪大学大学院眼科学教室。西田幸二主任教授は新たな角膜再生治療法の開発を目指し、「実用化を待ち望んでいる患者さんのために、今年度中に臨床研究を開始したい」と語る。

独立行政法人国立病院機構 奈良医療センター 平林 秀裕 院長

呼吸器疾患(結核等)や神経筋難病(重症心身障害、筋ジストロフィーを含む)、てんかん、機能脳神経外科、高次脳機能障害の奈良県の拠点病院として発展を遂げている奈良医療センター。「機能神経外科」をけん引してきた平林秀裕医師が、今年、特命副院長から院長に就任した。

長浜赤十字病院 楠井 隆 院長

国内最大の面積を持つ琵琶湖は豊かな恵みをもたらす一方で、周辺地域に特有の医療環境も生むことになった。県北東部の湖北医療圏に位置する長浜赤十字病院の楠井隆院長は、課題とどう向き合っているのか。