【起こってしまった医療事故】「その後」をどう支えるか?

10月21日、一般社団法人医療対話連携支援プロジェクト「Heals(ヒールズ)」(永尾るみ子代表)のシンポジウム「傷ついた当事者へのケア」が大阪市内で開かれた。医療事故の関係者が苦しめられることになる「心」の課題。その支援のあり方をめぐる看護師、大学教授らの講演に63人の参加者が耳を傾けた。

一般社団法人 佐賀市医師会 吉原 正博 会長

多岐にわたる役割を担う医師会。各種検診、予防接種への協力、小・中学校の校医、ケアマネジメントステーションのサポート、市民を対象とした講演会の開催など、行政と連携する活動も多数ある。今年、佐賀市医師会会長に就任した、医療法人智仁会佐賀リハビリテーション病院の吉原正博理事長に佐賀市医師会の現状やこれからの抱負を聞いた。

あいち小児保健医療総合センター 服部 義 センター長

愛知県随一の「子どものための医療施設」。小児救命救急センターとして県内はもとより、東海地方の小児救急患者を広く受け入れる。急性疾患に対する高度医療を提供するとともに、慢性期医療、在宅医療への対応、児童虐待防止ネットワークの拠点など、担う役割は多様。小児医療を取り巻く環境の変化に、センターはどのようにして寄り添ってきたのか。

公立西知多総合病院 浅野 昌彦 院長

2015年、二つの市民病院(知多市民病院、東海市民病院)が統合。「公立西知多総合病院」として地域の急性期医療を担う基盤が整った。2019年、放射線治療施設の完成をもって、トータルながん医療の提供も可能となる。浅野昌彦院長に現状を聞いた。