CROSS TALK -地域と働き方改革- 多様化する「やりがい」 地域貢献にどうつなげる?

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 医療者の働き方改革はこれからの地域医療のあり方と密接に結びついている。医療機関に求められる役割が広がる中、職員のやりがいをどう創出し、支えていくべきか。それを地域の信頼にどうつなげるか。カマチグループの原点である下関リハビリテーション病院のチャレンジを紹介する。

「やればできる」手応えがあった

─現状はいかがでしょうか。

林研二 院長(以下、林) 当院でのリハビリを終えて自宅に戻っていただく。高齢化が進む中、そんな従来の枠組みだけでは、地域での役割を十分に果たせないのではないかと考えています。退院した患者さんのうち6割ほどの方が外来リハビリ、通所リハビリなどで当院との関わりが続いています。より積極的に切れ目のないリハビリを展開し、下関に根ざした医療を提供したいと思っています。

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